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» 2007年02月23日 22時13分 UPDATE

録音データをPCで管理するなら、ICレコーダーはこう選ぶ (1/2)

ICレコーダーを購入する時にポイントになるのはなんだろうか。録音データをPCに移して管理する場合に気をつけたいことをまとめた。

[吉田有子,ITmedia]

 会議などを録音する場合、必要になるのがICレコーダー。一昔前ならカセットテープを使っていたところだろうが、音声をデジタル録音するのだから、録音したデータはPCに移動して管理すると便利だ。PCで管理することを前提に考える場合、ICレコーダー選びのポイントは何だろうか。

使い方に合った機種を選ぼう――接続方法、ファイルフォーマット、大きさ

 ICレコーダーとPCをつなぐ場合、ケーブルでつなぐタイプと、ICレコーダー本体にUSB端子がついていて、直接PCに接続できるタイプとがある。ノートPCを持ち歩いて仕事をする人などは、PCとICレコーダーさえあればケーブル不要で接続できるダイレクト接続モデルはお勧めだ。

 三洋電機は、初期からダイレクト接続タイプを販売しており、対応機種が豊富だ。PC側のUSBスロットの向きに合わせてUSB端子が回転するモデルなど、工夫が光る。このほか、オリンパスの「Voice Trek」VシリーズとG-10やソニーの「ICD-U70/60」もダイレクト接続可能なモデル。

 次に、録音ファイルを他人に渡すかどうか。特別なソフトを使わずに誰にでも聞いてもらえるという点では、MP3形式での録音に対応している三洋電機が最も簡単だ。

 オリンパス製品でPCでの再生を想定している機種の録音形式はWMAとなっている。従ってWindowsユーザー同士での共有には問題ないが、Mac向けのWindows Media Playerの開発はすでに停止しているため、Macユーザーとの共有はあまりお勧めできない。しかし、オリンパスのWMAデータは、本体や専用ソフト「DSS Player」で再生する場合はインデックスを挿入することが可能な点がポイントだ。Windowsなら標準のWindows Media Playerで再生できるWMA形式を選ぶことで、機能と汎用性のバランスを取っていると言えるだろう。

 これら2社と違って、独自形式をとるのがソニー製品。最新機種「ICD-SX77/67」では、LPEC形式で録音するが、付属の専用再生ソフト「Digital Voice Editor Ver.3」を利用すればMP3に変換できる。ただし、Digital Voice EditorそのものはMacに対応していない。また、先に“ダイレクト接続モデル”として紹介したICD-U70/60で録音したファイルはTRC形式であり独自形式ではないが、付属のソフトではMP3などへの変換はできないため、録音したファイルを共有したい場合は注意が必要だ。

 また、小型軽量化も進んでいる。ICレコーダーのほとんどは単四形乾電池で動き、乾電池を1本または2本利用する。この本数によって本体の重さが変わってくる。大体乾電池1本のタイプは50グラム以下、2本のタイプは80グラム以下だ。最近のトレンドは、USB経由でPCにつないだときに充電池に充電できることで、ソニー「ICD-SX77/67」や三洋電機「ICR-PS285RM」「ICR-S280RM」などの新しい機種が対応している。

“ヘビーユーザー”の記者たちに聞いてみた

 インタビューやイベント取材など、記者の仕事にはICレコーダーが必須だ。ヘビーユーザーといえる記者たちの選択基準を紹介すれば、ほかの仕事に就いているビジネスパーソンにも参考になるのではないか――そんなわけで、ITmedia内の記者11人に聞いてみた。

 記者11人に聞いたところ、利用機種のメーカーは三洋電機、オリンパス、ソニーの3社に分かれた。ICレコーダーは壊れにくく、古い機種でも一通りの機能は揃っているため、いったん買ったものを何年も使い続ける人が多い。

記者たちの使うICレコーダー
三洋電機 オリンパス ソニー
機種名(発売年、利用人数) ICR-S250RM(2002年、3人)
ICR-S270RM(2006年、1人)
ICR-B80RM(2002年、1人)
DM-10(2003年、2人)
V-50(2005年、1人)
V-40(2005年、1人)
ICD-MS2(2000年、1人)
ICD-BP320(2001年、1人)
合計人数 5人 4人 2人
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