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» 2007年03月15日 19時57分 公開

Webブラウザでデスクトップ環境を擬似的に実現――gooラボで実験

ネットワーク上のデスクトップ環境をAjaxを用いてWebブラウザ内に擬似的に実現する「ウェブデスクトップ」の共同実験が、gooラボで始まった。

[鷹木創,ITmedia]

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTTレゾナントは3月15日、ポータル「goo」の実験サイト「gooラボ」で、Webブラウザ上でデスクトップ環境を擬似的に実現する「ウェブデスクトップ」の共同実験を開始した。9月まで実施する予定だ。利用料は無料。ただし、ログインするのにgooIDが必要だ。Windows XPのInternet Explorer 6/7での動作は確認済みだが、FirefoxなどそのほかのOSやブラウザでは未確認だという。

「ウェブデスクトップ」

 実験を開始した「ウェブデスクトップ」は、ネットワーク上のデスクトップ環境をAjaxを用いてWebブラウザ内に擬似的に実現するというもの。各種の設定はWeb上に保存するため、その都度アクセスしたPCで作業を継続できるのが特徴だ。例えば、自宅PCからウェブデスクトップのWeb検索を行った後、外出先のPCでウェブデスクトップにアクセスすれば、自宅で検索した状況から再開できるというわけだ。

 利用できる機能は、gooの検索を活用したWeb検索や、「gooメール」「OCN Mail ON」といったWebメールなど。また、画像やテキストを100Mバイトまで保存できるファイル管理機能を用意。さらに、OCNで提供している画像共有サービス「OCNフォトフレンド」にアクセス可能で、OCNフォトフレンドのウィンドウを開いていれば、Web検索と同じキーワードで同時に画像検索を実行できるようになっている。

 ただし、今回のウェブデスクトップはあくまで実験という位置付け。そのため、上記の機能以外は実装されておらず、Webブラウザの機能にも制限がある。例えば、検索結果が表示されるブラウザにはアドレスバーが存在せず、あくまで検索結果からリンクをたどってサイトにアクセスすることになる。また、GmailやGoogle Docs&Spreadsheetsなどのようにcookieを利用するオンラインサービスの利用は不可能だ。

 NTT Comによれば、ウェブデスクトップは既存の製品を元にNTT ComとNTTレゾナントで開発したという。Webブラウザで利用できる仮想デスクトップのサービスは、すでにフュージョン・ネットワークサービスの「StartForce」などが発表(2006年11月の関連記事)されている。

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