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» 2007年04月09日 20時51分 UPDATE

仕事耕具:普段のカバンだって使える――「出張カバン」を選ぶポイント

ゼロハリバートンのアタッシュケースで颯爽と――。しかし、現実の出張はそんなに甘くない。大きさ、重さなどカバンメーカー各社に出張カバンを選ぶポイントを聞いた。

[鷹木創,ITmedia]

 デキるビジネスパーソンの出張イメージといえば、ゼロハリバートンのアタッシュケースで颯爽と――、といったところであろうか。ところが、2006年末にゼロハリバートンを買収したエースによれば「ゼロハリの愛好者はそれほど多くない」という。では、出張カバンを選ぶポイントはどこにあるのだろうか。

あなたの使っているカバン、“出張対応度”はどのくらい?

 出張カバンを選ぶポイントは、ずばり出張期間だ。日帰りや1泊2日程度であれば、普段から使っているカバンでも対応できる。ファスナー付きでマチが広げられたり、内側が2層構造になっていれば、ノートPCや書類といったビジネスツール以外に下着などの私物も入れられる。あまり細身のカバンであれば難しいが、吉田カバンによれば一般的にマチ(奥行き)が10センチ以上であれば、短い出張でも荷物を運べるという。特に2層構造は「カバンを開いたときに、商談相手に私物を見せなくて済む」(トゥミジャパン)といった利点もある。

 その中でも「できるだけ、軽いものを」と強調するのはエース。ゼロハリバートンのようなアルミ合金製アタッシュケースは確かに丈夫でカッコいいが、いかんせん重い。一番軽いスモールコレクションでも1キログラム以上、通常タイプのものだと2キロ以上ある。エースがお勧めするカバンは「ACE GENE」ブランドの「FLEX LITE 65183」(1万6800円)。大きさは40(幅)×7(奥行き)×30(高さ)センチ、重さは680グラム。細身ながら、サイドのファスナーを開くことで、1泊程度の出張であれば「荷物を入れられる」という。

 ただ、FLEX LITE 65183は1層構造。軽量の2層構造タイプを求めるのであれば、若干重くなるが「FLEX LITE 65184」(1万8900円)がお勧めだ。こちらの重さは710グラム。大きさは37(幅)×12(奥行き)×27(高さ)センチとなっている。

st_bg01.jpg FLEX LITE 65183
st_bg02.jpg FLEX LITE 65184

 トゥミジャパンは「客先に出向いても恥ずかしくないデザイン」を強調する。お勧めは「Generation 4.4 エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ 26141」だという。価格は6万3000円と若干高めだが、2層構造に加え、ポケットもノートPC用、携帯電話用、折りたたみ傘用、ペットボトル用と豊富。ちなみに、ノートPC用のインナーポケットは取り外しも可能だ。サイズは、30.5(幅)×14(奥行き)×40.5(高さ)センチ。ただ、重量はゼロハリバートンと同じ水準の2.5キロと若干重かった。

st_bg03.jpg トゥミの「Generation 4.4 エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ 26141」
st_bg04.jpg 同社のキャスター付きカバンに組み合わせることも可能だ。写真は「Generation 4.4 ウィールド・コンバーチブル・コンピューター・ブリーフ・パッキング・ケース 26105」

キャスター付きカバンとボストンバッグ

 一方、3泊以上の出張であれば、キャスター付きのカバンがお勧めだ。何といっても「重い荷物を持ち運ぶのに快適」(トゥミジャパン)なのが最大の利点。先ほど紹介した「26141」もそうだが、キャスター付きカバンの上に組み合わせられる普段用のカバンを用意するメーカーも少なくない。長期出張であれば、拠点のホテルにキャスター付きカバンを置いておき、現地での外回りには普段使っているカバンを持ち歩くケースもあるという。

 ただ、キャスター付きカバンにも欠点がある。平面での移動は簡単だが、階段などの段差に弱いこと、コインロッカーにしまいにくいことなどである。キャスター部が汚れている場合は、電車の網棚に載せるのも控えたほうがいいだろう。こうした欠点が気になる方は、ボストンバッグを出張用に使うのも手だ。

 優美社産業が4月中旬に発売する「SAND GLASS Take(サンドグラス テイク)」シリーズ「3G50」と「3G51」も出張に使えるボストンバッグだ。2〜3泊向けの3G50が6090円、4〜5泊向けの3G51が7140円と比較的安価なことが特徴。いずれも本体生地に撥水加工を施したほか、携帯電話用のポケットなどが付属する。大きさは3G50が33×23×53センチ、3G51が35×28×62センチ。

st_bg05.jpg SAND GLASS Take 3G50
st_bg06.jpg SAND GLASS Take 3G51

 SAND GLASS Takeシリーズよりも高価だが、同じくボストンバッグタイプで選択肢になりそうなのが、固定ファンの多い吉田カバン「PORTER」シリーズ。特に「TRUNK 628-8918」は大きさが55×20×34センチで、3泊以上の荷物もしまえるという。販売価格は3万円前後。

ガーメントをうまく使う

 PORTERで出張向けといえば、スーツをしまえるガーメントが付属する「PORTER ACTIVE」シリーズのほうが合っているかもしれない。こちらは、キャスター付きの「501-06344」(6万900円)や1泊用のオーバーナイター「501-06345」(4万4100円)などを用意する。

 ガーメントは取り外しもできるので、ほかのカバンに利用することも可能だ。例えば、自分が利用しているトートバッグにガーメントを使って、擬似的に2層構造を作り出すのもありだ。PORTER ACTIVEシリーズでもトートバッグ(501-06346、3万2500円)を用意している。

 冠婚葬祭の着替え程度であれば、ガーメントだけでも済ませられることもある。荷物の大きさや日程などを考慮して上手に利用しよう。

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