コラム
» 2007年04月17日 18時51分 UPDATE

“PCで仕事”を速くする:第6回 HDDのダイエット法 (1/2)

HDDも安くなり大容量のものが最初から付いてくることが多くなった。しかし、それでもあればあるだけ使ってしまうのがHDDだ。いらないファイルを、どう探し出して削除すればいいかを考える。

[斎藤健二,ITmedia]

 皆さんはHDDの容量は足りていますか? 最近はノートPCでも100Gバイト程度のHDDが選べるようになり、実容量自体は増加している。しかし、扱うデータも大きなものが増えているので、まだまだ余裕があるとは言い難いのが現実だろう。

 少なくともHDDの空き容量が15%はないと、正常にデフラグを実施することもできない。アプリケーションによっては、空きHDD容量を一時的に利用するものもあるので、20%程度の容量は常に空けておきたい。

 定期的にHDD内部もダイエットすることで、“健康なPC環境”を手に入れよう。

HDDダイエット──初級編

 まずは、「そんなの当たり前じゃん」というところから始めよう。最初に手を付けるのは“ごみ箱”。ここが空になっていないとHDDダイエットは始まらない。

 続いてブラウザのキャッシュファイルなど。この保存容量は、ブラウザの設定で変更できる。Internet Explorer 6の場合「インターネット オプション」−「全般」−「インターネット一時ファイル」−「設定」から、IE7の場合、「インターネット オプション」−「閲覧の履歴」−「設定」、Firefox2.0の場合「オプション」−「詳細」−「ネットワーク」から設定できる。このキャッシュファイルは、いったん開いたページを保存して次回から高速に表示するためのものだが、転送速度が遅かった時代ならともかく、ブロードバンド全盛の現在では再度読み込んでしまうと割り切ってしまったほうがいい。場合によっては、数百Mバイトも割り当てられているので、ここは潔く50Mバイト程度まで減らしてしまおう。

ks_hdd1.gif 左はInternet Explorer 6の、右はFirefox2.0の設定画面。キャッシュファイルの容量は減らしてしまう

 ポイント3は、「プログラムの追加と削除」。PCを購入したときに最初からインストールされていた、使わないソフトウェアはないだろうか。大きなプログラムなら数十Mバイトを使用しているはずだ。

 ポイント4は「ディスク クリーンアップ」の実行。ここでは、Windowsの一次ファイルのほかオフラインWebページなどもまとめて削除できる。また、詳細オプションからは、「Windowsコンポーネント」の削除も可能。人にもよるが、「FAXサービス(3.7Mバイト)」「MSN Explorer(18.5Mバイト)」「アクセサリとユーティリティのゲーム(12.1Mバイト)」あたりが削除できる対象だろうか。

ks_hdd2.gif ディスク クリーンアップは定期的に行うと効果あり。ただし実行にはかなり時間がかかるので、余裕のあるときにどうぞ

HDDダイエット──中級編

 続いてのHDDダイエットは、ユーザーの手を使って行う。誤って重要なファイルを削除してしまうと、Windowsが起動しないなどのトラブルにもなりかねないので、注意しつつ行いたい。

 最初にメインのHDDを開き、[F3]キーを押して検索ペインを開く。「ファイルとフォルダすべて」を選び、「ファイル名のすべてまたは一部」の項目に、「*.tmp」と入れて検索してみよう。拡張子が「tmp」となっているファイルがHDD全体からリストアップされる。

ks_hdd3.gif HDD全体からtmpファイルを検索してみた

 tmpファイルは、OSやアプリケーションが一時的に作成する作業用ファイル。現在OSやアプリケーションが利用しているtmpファイルはロックされているので、削除できるものは消してしまっても大抵は問題ない。人によっては1Gバイト近くtmpファイルがたまっている場合もあるので、ここで大きくダイエットできる。

 続けて検索したいのは、画像や音声、動画などのマルチメディア系ファイルだ。検索ペインを開いたら、「画像、ミュージック、またはビデオ」を選び、3つにチェックを入れて、検索を行う。[表示]−[詳細表示]を選ぶと、各ファイルの容量が表示されるので、「サイズ」という項目をクリックしてサイズ順に並び替える。

 ここからは、手作業だ。この大きなファイルが果たして本当に必要なファイルかどうか。PCのHDDに残しておくべきなら手をつけない。必要ないファイルなら削除してしまおう。

 日常的に使わないが、保管しておきたい場合は、いくつか選択肢がある。1つは、DVDなどに焼いてしまうか外付けHDDに保存する(4月3日の記事参照)。2つ目は、インターネット上のストレージサービスにアップしてしまう方法だ。例えば、画像なら「Flickr」を使えば月間2Gバイトまでネット上のサーバにアップロードできる(年額24.95ドル。無償アカウントは月間100Mバイトまで)。

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