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» 2007年07月20日 14時37分 UPDATE

読者から見たBiz.ID:ポスト・イットを本に貼り付けるときの3つの注意点

「読んだ本を忘れない5つの方法」に「図書館の本にポスト・イットを使うのは禁じ手」と反響が──。さっそくポスト・イットの注意点を国会図書館に聞いてみました。

[鷹木創,ITmedia]

 海の日もすぎて、ようやく夏本番──と思った7月第3週ですが、ぐずぐずした空模様。金曜日になってようやく天気も回復してきました。先週お伝えした気象情報のまとめ記事はお役に立ちましたか? さて、今週の「読者から見たBiz.ID」では、反響の多かった「読んだ本を忘れない5つの方法」を取り上げたいと思います。

のり付き付箋、図書館の蔵書には「使っちゃダメ」

 読者から指摘を受けたのは、5つの方法のうち、3番目の方法であります「ポスト・イット(のり付き付箋)を貼る」についてです。

st_re01.jpg

 はてなブックマークでは、「図書館の本にポスト・イットを使うのは禁じ手です。本に付着したのりがカビ・虫喰い・シミの原因になるからです」とありました。Wikipediaの「付箋」の項目にも、「ポスト・イットを剥がす際に表面を剥ぎ落としてしまう場合があること、またポスト・イットを剥がした後に残ってしまうのりがカビ・虫喰い・シミの原因になること」とあり、長期保存したい書籍にはのり付き付箋を利用しないほうがよさそうです。

 国立国会図書館によると、「のり付き付箋を長期間にわたって貼ると、のりが変質する」とのこと。もちろん付箋ごとののりの違いや紙の種類、隣の本とのすきまといった保管状況などにも大きく左右されますが、付箋を付けたまま数年間保存すると、場合によっては「付箋ののりが貼り付けた紙の裏側にも染み出してしまい、ページ離れが悪くなるケースもある」といいます。

 図書館の蔵書に関しては、ボールペンで線を引いたり、ページを折ったりするだけでなく、付箋を貼るのもご法度──ということは分かりました。たとえばコピーする場所をマーキングするなど、どうしても図書館で付箋を使うようにブックマークしたい場合、のりの付いていない「しおり」を使うことをおすすめします。

自分の本で使うための3つの注意点

 でも自分の本で利用する分には、すぐに貼り付けてメモも残せる付箋は便利です。実は国会図書館のスタッフでも個人的に利用している人もいるといいます。のり付き付箋を本に貼り付ける上での注意点はなんでしょう。以下にまとめてみました。

  1. 長期間貼り付けない
  2. 長く貼り付ける場合は、文字の上ではなく余白に
  3. 粘着力の強いタイプの付箋は使わない

 (1)については、1〜2日程度であればほとんど問題ないようです。それよりも長く貼り付けたい場合は、紙面が傷ついても被害を最小限にするべく文字の上ではなくページの余白に貼りましょう。そして、粘着力の強いタイプの付箋は使わないのが鉄則です。

 ちなみに記事で触れた「ポスト・イット フラッグ 丈夫な見出し」は、付箋の部分が紙でなく厚めのフィルムになっている製品(7月2日の記事参照)。製品名に「丈夫」とありますが、「従来品と同様の粘着力で、けっして強粘着タイプではない」(住友スリーエム)。自分の本に限って言えば、どうやら“安心”して使ってもよさそうです。

st_re02.jpg 左から「丈夫なインデックス」のグリーン、ブルー、レッドのセット、同じくピンク、ブライトグリーン、オレンジのセット、「丈夫な見出し」のピンク、ブライトグリーン、オレンジのセット。画像は米国版パッケージ

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