買い置きの電池サイズを統一する3分LifeHacking

日頃はあまり使わないが、イザという時にないと困るのが単一・単二といった大型電池。電池サイズ変換アダプタを使って買い置きの電池を統一すれば、こうした心配も不要になる。

» 2008年03月03日 12時00分 公開
[kizuki,ITmedia]

 身の回りで使っている乾電池の種類といえば、そのほとんどが「単三」もしくは「単四」ではないだろうか。特に小型のデジモノに囲まれた生活をしていると、身の回りの電池のほとんどは単三もしくは単四に限られてしまい、単一および単二といった大型電池の出番はほとんどない。

 もっとも、例えば非常用の懐中電灯のように、単一や単二電池というのはイザという時に必要になることが多く、買い置きがゼロというのは少々心もとない。とはいえ、利用頻度の低いこれらの電池を長期間ストックしておくと、結局使われずに放電してダメになってしまうこともしばしば。懐中電灯のように、使う機会がいきなりやってきて、その場での必要性も高い機器であれば、こうしたロスは致命的だ。

左から2本単位で、単一変換アダプタ、単二変換アダプタ、単三のeneloop

 ここ2〜3年でアイデアグッズとして普及し始めた“乾電池アダプタ(スペーサー)”を導入すれば、こうした問題も解決する。例えば、単三→単一変換アダプタを利用すれば、単三電池を単一電池として使用することができる。単三→単二変換アダプタについても同様で、単三電池を単二として使用できる。つまり、これらのアダプタを手元に揃えておけば、買い置きする電池のサイズを単三に統一しておき、いざという時には単一や単二として利用することが可能になるのだ。

 使い方は簡単で、向きを合わせて単三電池をパチンとはめ込むだけ。実際の単一電池に比べると寿命が短くなる傾向があるが、特殊な用途を除き、実用上それほど支障はないだろう。さらに今回紹介する三洋電機製「eneloop」のオプションのアダプタであれば、電池そのものが繰り返し利用できるため、ストックする量が最小限で済むだけでなく、使い捨てをなくすという相乗効果まで得られる。

後ろから挿入し、単一電池と化した単三電池。「本物」の単一電池に比べると容量は数分の1だが、そのぶん重量が軽くなるのがメリット

 なお、言うまでもないが、アダプタで変換した電池が手持ちの機器で利用できるかは自己責任の範疇となる。導入前に念のため、対応を確認したほうがよいだろう。

本日のレシピ
製品名 実売価格 発売元
電池・スペーサー付充電器セット N-TG6SET 3280円 三洋電機

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