三菱鉛筆、無重力でも書けるボールペンにエコタイプ仕事耕具

三菱鉛筆が販売する、無重力でも筆記できるボールペン「uni POWER TANK」に、環境を意識した素材を使用したエコタイプの新モデルが登場する。

» 2008年08月22日 17時27分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 三菱鉛筆が販売する、無重力でも筆記できるボールペン「uni POWER TANK」に、環境を意識した素材を使用したエコタイプの新モデルが登場する。まずは欧州で9月中に発売予定で、日本での販売については未定としている。

 三菱鉛筆が販売する「uni POWER TANK」は、3気圧の圧縮空気でインクを押しだす加圧タイプのボールペン。インクを押し出して筆記するため、ペンの先端を上に向けた状態や、紙が濡れた状態、無重力状態などでも使用できるという。

 今回発表した「uni POWER TANK eco」は、さまざまな環境下で使用できるuni POWER TANKの機能はそのままに、本体に環境に配慮した素材を使用した。グリップ部分には、鉛筆の製造工程で出たおがくずと、ペンの製造工程で出た樹脂を使用し、軸部分にはポリカーボネートの再生材を使用している。

 サイズは16.6×144.0ミリ(グリップ軸径×長さ)で、重さは13.0グラム。まずは欧州で9月中に発売予定だが、日本での販売は未定としている。

 なお、三菱鉛筆では8月19日、地球温暖化の解決策を研究する研究者を支援する国際環境NGO「アースウォッチ・ジャパン」に、uni POWER TANK ecoを1万本を寄贈した。

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