どうやって抽選する? 1つのソフトと2つのサービス3分LifeHacking

ブログなどで読者プレゼントを実施する場合、たくさんの応募者の中から公平にかつ、なるべく早く当選者を決めたいところ。抽選に関する1つのソフトと2つのオンラインサービスを紹介しましょう。

» 2009年01月16日 19時33分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 最近Biz.IDの3分LifeHackingの記事に読者プレゼントコーナーが付いているのをご存じでしょうか? おかげさまでたくさんの応募を寄せていただき、編集部一同うれしい悲鳴です。

 このプレゼントコーナー、リアルタイムでプレゼントが変わるのが面白いところなんですが、編集部としてはプレゼントが変わってしまったのに当選者が決まっていないという状況は避けたいところです。そこで、抽選を素早く行なう必要があるのですが、たくさんの応募者の中から公平にかつ、なるべく早く当選者を決めたいということになります。そこで今回は、当選者を素早く決めるための抽選ソフトやオンラインサービスを紹介しましょう。

地域別に選びたいなら「抽選王」

抽選王

 まずはWindows用の抽選ソフト、その名も「抽選王」です。名前や年齢、住所などの任意の文字列から抽選するソフトなのですが、さすがにローカルのソフトウェアだけあって機能は豊富。あらかじめ作成しておいたテキストファイルやCSVファイルを読み込んだり、1つのファイルのデータで複数の抽選を行なう場合に当選者がダブるのを防いだりできます。

 このほか、条件に一致する行を抜き出す「Pickup Record」機能も搭載。ちょっとセコいですが、プレゼントの発送を関東近県に絞り込みたい! なんて要望にも応じられるわけです。重要なファイルはセキュリティ面で不安なオンラインサービスよりもローカルなソフトで処理したい、という人にもオススメです。

本日のレシピ(その1)
ソフト名 対応OS 利用料 開発者
抽選王 Windows 98/Me/2000/XP/Vista
※Visual Basic 6.0 ランタイム SP6以上が必要
無料 古川明人氏

シンプルに使いたいなら「Random Line Picker」

Random Line Picker

 続いてはオンラインサービス「Random Line Picker」ライフハッカー[日本語版]にも紹介されていたサービスで、テキストのリストから無作為に名前を選んでくれます。

 使い方は簡単。入力フィールドに抽選したい人の名前を改行で区切って入力するだけ。「Pick 1 Line」のボタンを押せば、候補者のうち1人を選び出せます。「Pick 2 Lines」「Pick 3 Lines」ボタンを押せば、それぞれ2人、3人と選べるようになっています。

「Pick 2 Lines」を押すと2人を選べる
本日のレシピ(その2)
サービス名 利用料 提供ページ
Random Line Picker 無料 My-i-p.com

「該当者なし!」を出したいなら「当選者ルーレット」

 英語が苦手という人には、本誌Biz.IDのBizアプリ「当選者ルーレット」がオススメ。基本的にはRandom Line Pickerと同様に、入力フィールドに1行ずつ候補者を入れていくだけ。「抽選する!」ボタンを押せば、候補者のうち1人を選べるわけです。

こんな感じで簡単に選べる

時には「該当者なし!」で、キャリーオーバーしてもいい。でも結果を出したい場合はブラウザの「戻る」ボタンで再度やり直そう

 こちらは何人も選べるわけではありませんが、その代わり(?)にたまに「該当者なし!」も出ます。一見意味のなさそうな「該当者なし!」ですが、例えば連続したプレゼントなどの企画の場合、当選者なしを出すことで景品をキャリーオーバーして、次回のプレゼントをより“豪華”な感じに演出できる――かもしれません。

 もちろん、キャリーオーバーしたくない場合もあるでしょう。その場合はWebブラウザの「戻る」ボタンで元のページに戻って、再度やり直してください。


本日のレシピ(その3)
サービス名 利用料 提供ページ
当選者ルーレット 無料 Bizアプリ

 いずれもデータは自由に入力できるので、当選者を選ぶ以外にもさまざまな用途に使えます。優先度が同じくらいのタスクを並べてみて、「今日これだけは絶対に片づける!」という仕事を選んでみる、なんて使い方をしてもいいかもしれませんね。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ