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» 2009年02月16日 12時04分 UPDATE

3分で読める! 隣のヤツより成果を出す勉強術:改めて考えよう、失敗から有益な情報を学び取る方法 (1/2)

「失敗は財産だ」と言われてますが、多くのビジネスパーソンは、失敗をうまく活用できていないようです。成功からの方が学べるというご意見もありますが、成功の前には失敗がつきもの。失敗から学ぶ方法を改めて考えたいと思います。

[水野浩志,ITmedia]

 「失敗は財産だ」という人がいます。私自身も今までたくさん失敗し、そこから多くを学んできました。しかし、多くのビジネスパーソンは、失敗をうまく財産として活用できていないようです。

 それに、はてなブックマークなどのコメント欄では、「失敗からよりも、成功から学べることの方が多い、といわれているぞ」と言う書き込みも見かけます。

 確かに、失敗よりも成功から学べることが多いのも事実です。しかし成功の多くは通常、たくさんの失敗の結果として手に入れられるもの。ですから、成功を手にするには、それを手に入れる過程の失敗から、しっかりと学べる力を身に付ける必要があるのです。

 ということで今回は、「失敗から有益な情報を学び取る方法」について考えてみます。

失敗を活かすために事前に行っておくこと

 そもそも「失敗」とはなんでしょうか。大辞林によると、

 やりそこなうこと。目的を果たせないこと。予期した効果をあげられないこと。しくじり。

 と書かれていました。失敗をこのように定義した上で、それを活かせない人を観察していると、主に2つの重要な事柄を曖昧にしている様に感じるのです。

1つ目は、

  • 目的や効果を、非常に曖昧にしている

 ということ。

 ぼんやり漠然とした、具体的になっていない目的や効果で、自分の結果を失敗と測っても、その失敗からは有益なものは得られないでしょう。何が達成できなかったのか、そもそも自分はどういう結果が出ると思ってそれに取り組んだのか、ということを明確にすることはとても重要です。

 ですから、まず物事に取り組む際には、

  1. それをどんな目的で行うのか
  2. どういった効果が出たら成功であるのか

 をあらかじめ具体的に決めておかねばなりません。ちなみにここでいう「具体的」ということは「誰が見てもはっきり分かるようなもの」と解釈してください。具体的に計測できるように数値で表したり、目で見えるようなゴールを描くことが必要なのです。目的や効果が具体的でないと、成功しても失敗してもその結果から学べることはほとんどなかったりします。

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