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» 2009年03月23日 17時40分 UPDATE

3分で読める! 隣のヤツより成果を出す勉強術:文章力を上げる“写経”訓練法の3つのポイント (1/2)

ビジネスパーソンは、トーク力と文章力の有無で選択できる道の広さが大きく変わります。前回はトーク力の改善法を説明しましたので、今回は単純にして破壊力抜群の写経訓練法の3つのポイントを紹介しましょう。

[水野浩志,ITmedia]

 ビジネスパーソンの多くが身につけたいと思っているスキルは、トーク力と文章力です。前回はトーク力を改善する方法についてお話しましたので、今回は文章力を向上させるための訓練法を紹介しましょう。

文章テクニックを学んでもうまくいかない理由

 ちまたにはたくさんの文章テクニックに関する本やセミナーがあります。また、私自身も文章を書くセミナーを開いたり、教材を販売しています。恐らく皆さんの中にも、そういった本やセミナーで勉強したことがあるという人もいることでしょう。

 しかし、テクニックを学んでもうまくそれが活用できない、という人も沢山いるようです。そういう人達の話を聞いていると、活用できない原因は以下の3点に集約されるように思えます。

  1. 書くべき情報や考えを吟味していない

     簡単な伝言ならばともかく、企画書や報告書など、自分の考えをきちんと盛り込む必要のある文章を書くときには、自分が伝えなければいけないことをきちんと吟味し、検討する必要があります。

     これは文章に限らず、話をするときにも同様です。必要な情報を集め、何を伝えるのかを事前に考え、それが人に伝えるに足るものとなっていなければ、いくら文章力があったとしても、よい文章というのは書けないのです。

  2. テクニックを断片的に駆使しようとする

     魅力的な文章を書くためのテクニックは確かに存在します。しかし、そのテクニックを断片的に使用してもよい文章にはなかなかなりません。

     文章は、部分部分の出来不出来ではなく、全体の流れによって成立するものです。そして、その流れに沿ったテクニックを使うことで、初めて読める文章になるのです。つまり、断片的なテクニックより、全体の論旨展開や構成の方が重要なのです。

  3. 書いた文章の良しあしが理解できない

     文章をうまく書けないという人の多くが、自分の文章の良しあしを判断できないようなのです。個人的に一番問題なのはこの点にあると思っています。

     いくら文章テクニックを学んでも、書いた文章の良しあしが分からなければ、評価のしようもありません。そして、文章の良しあしを判断する力は、断片的な文章テクニックを学んだだけでは身につきません。評価眼というものは、やはり自分自身がいい文章を書けるように訓練しなければ身につかないのです。

 つまりよい文章を書くためには、この「よい文章を書けない3つの原因」を克服する必要があります。しかしこれらの原因は、どれも一筋縄ではいかないものばかり。これを克服する方法があるのでしょうか。――実はあります。それが今回ご紹介する「写経訓練法」なのです。

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