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» 2013年08月01日 15時50分 UPDATE

電子看板をスマホで簡単に、導入コストは20万以下――サムスンとドコモ提携「店舗の力“AIR”」

サムスン電子ジャパンは、デジタルサイネージ「店舗の力“AIR”」を発表。スマートフォンアプリで作成したコンテンツを簡単操作でリアルタイムに反映できることから、これまで電子看板の導入に踏みとどまっていた中小店舗でも手軽に使えるとしている。

[上口翔子,Business Media 誠]
shk_samsung01.jpg デジタルサイネージ「店舗の力“AIR”」の利用イメージ。GALAXY Noteには専用のスタイラスペンが付属するので、さっと書いて更新できる手軽さが導入の障壁を下げる要因になりそうだ

 スマートフォンアプリで制作したコンテンツをリアルタイムに電子看板に表示――。サムスン電子ジャパンは、8月30日に日本市場向けデジタルサイネージ「店舗の力“AIR”」を発売する。同社のスマートフォン「GALAXYシリーズ」の販売を手掛けるNTTドコモと提携し、提供する。

 店舗の力“AIR”は、GALAXY S4とGALAXY Note II(※)上で専用Androidアプリ「店舗の力 AIR APP」を使って制作したコンテンツを、無線LAN経由で液晶ディスプレイに表示、送信するデジタルサイネージ。店舗を持つ販売店は店舗の力“AIR”を使うことで、「できたて」「タイムセール」など、即時性のある情報をリアルタイムに告知できる。

(※)Android OS 4.1以降を搭載したGALAXY S3、S3 αでも可

 専用アプリは複雑な操作なしに利用でき、撮影した画像を手書きで編集したり、既にGALAXY端末に保存している画像を編集したりして送信できる。スマートフォン上でコンテンツ制作から配信、運用までを完結できるので、通常の看板を利用した告知よりも低コストで利用できるという。

shk_samsung02.jpg アプリの利用イメージ。サポート形式はJPGとPNG。価格は無料

電子黒板は2サイズから選べる

 店舗の力“AIR”に対応した液晶ディスプレイは32型の「TPA32C」と40型「TPA40C」の2機種。表示解像度はともに1280×760ピクセル。外形寸法はTPA32Cが734.8×433.8×29.9ミリ(幅×高さ×奥行き)、TPA40Cが922.1×539.4×29.9ミリ。重さはTPA32Cが6.7キロ、TPA40が10.6キロ。価格はオープンだが、ディスプレイ込みで32型の場合は15〜16万円相当、40型の場合は20万円を切る価格設定になる見込みだ。またサイズも46〜75型といった大画面の提供も別途対応できるよう準備しているとした。

 なお、基本的にはスマートフォンアプリで制作したコンテンツを表示する用途を想定しているが、従来のデジタルサイネージのようにUSBメモリ内にあるデータの再生にも対応する。その場合には付属の赤外線リモコンで操作する形だ。

手書きPOPで親しみのある看板に

 今回提供する店舗の力“AIR”は、サムスンが2011年より提供しているデジタルサイネージ「店舗の力」の最新版に当たる。同社によると、これまでのデジタルサイネージに対しては、予算や操作面で導入が難しく、またコンテンツもどう作ればいいか分からないといった声が市場から聞こえていたという。

 その点、店舗の力“AIR”は20万円を切る価格で導入でき、PCがなくても操作が可能。コンテンツもスマートフォンで画像を編集するという簡単操作で作れるので、これまでデジタルサイネージの導入に及び腰だった中小規模の店舗でも導入しやすいとしている。さらに9月には、店舗の力“AIR”で使える200以上のコンテンツテンプレートを集めた「スマート ePOP-SIGN」の提供も予定しており(価格は未定)、講演会のタイムスケジュールなど作り込みが困難なコンテンツも簡単に制作できる仕組みも用意している。

 販売パートナーは、NTTドコモの法人事業部と、大日本印刷の2社で、全国の中小店舗をメインターゲットに年間5000台(液晶ディスプレイ単位)の導入を目指す。

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