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» 2014年06月05日 11時30分 UPDATE

請求書をシンプルに管理:もう紙の請求書は止めたい! 「MFクラウド請求書」β版を使ってみた (1/2)

クラウド会計サービスのマネーフォワードが、クラウド請求書サービスのβ版をスタートした。連携させても便利だが、後発ゆえに請求書サービス単体としても使いやすさ重視だ。

[宮田健,Business Media 誠]

 クラウド型会計ソフト「マネーフォワード For BUSINESS」を提供するマネーフォワードが、請求書の一括管理ができる「MFクラウド請求書」(β版期間中は無料)をスタートした。会計ソフトとも連携可能なクラウド請求書サービスが、どれだけ手間を解消してくれるのか? さっそくレビューしてみたい。

より「請求書らしい」請求書が発行可能に

 最初に気付くのは、マネーフォワード For BUSINESSの請求書作成機能に比べ、かなりモダンなインタフェースになったことだ。簡単にいえば、多くの人が使い慣れた「メールの受信箱」のような画面だ。

 画面は、縦に3分割されている。左側には、請求書や見積書のインデックスが並ぶ。請求書は、「すべて」「未入金」「受信」「未払い」といったステータス別に分かれ、それぞれカッコ書きで件数を把握できる。インデックスをクリックすると、一覧が中央に並び、右側には選択した請求書のプレビューを表示する。

MFクラウド請求書 3ペインで請求書を管理できる。ロゴ、印影も設定可能

 請求書には、タグ付けやメモの入力ができ、これを基に検索できる。請求書の作成は、過去に発行したものを再利用することが多いので、直感的に分かるユーザーインタフェースは作業効率を上げそうだ。

 さっそく請求書を作成してみよう。中央に入力項目が並び、請求日と支払期日の設定、複数明細の設定など、請求書に必要な項目はほぼカバーしている。そこで入力した文字列は、右側の請求書フォーマットに即時に反映されるので、出来上がりイメージを確認しながら請求書が作れる。

 一般的なクラウド請求書サービスでは、入力画面とプレビュー画面が別になっていて、「保存」してから別ページでプレビューするものが多いので、作業の手戻りが発生することもある。MFクラウド請求書は、作業工程が1つ少なくなった印象だ。

MFクラウド請求書 請求書の作成画面。基本的な項目はカバーしている

 請求書作成で最も気になるのは、消費税の内税/外税設定、消費税率設定、源泉徴収の指定、端数設定などが可能かという点だろう。これらの項目に対して、MFクラウド請求書では明細単位、請求書単位で指定できる。

 例えば、明細品目が源泉徴収税対象であれば、明細の設定で源泉徴収にチェックを付けることで金額が正しく自動計算される。端数の計算方法は切り捨て、切り上げ、四捨五入を請求書単位で指定可能なので、取引先ごとに細かな処理が異なる場合でも対応ができる点は便利だ。

MFクラウド請求書 品目ごとに源泉徴収設定可能。交通費など消費税がかからない品目でも対応できる
MFクラウド請求書 請求書単位でさらに細かな指定が可能。

 作成できる請求書のフォーマットは、β版ということもあって現時点では1つだけだが、標準的な請求書としては十分。あらかじめ取引先の情報を入力し、自社の屋号、印影、ロゴなどをセットすることで、どこに出しても恥ずかしくない請求書が完成する。なお、作成には10分もかからなかった。

MFクラウド請求書 ここまで10分かからずに請求書を作成可能。なお、原稿料には「本当はこのくらいほしいなあ」という金額を入れておいた
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