コラム
» 2014年06月24日 15時25分 UPDATE

ICHIROYAのブログ:新社会人を待ち受ける12の試練 (1/2)

「無駄と分かっていることをやらされる」「元部下の部下になる」「部下の裏切りにあう」――。“会社組織で生きる”という道には、数々の試練が待ち受けている。代表的な12の試練とそれを解決するためのヒントを紹介しよう。

[和田一郎,Business Media 誠]

ICHIROYAのブログとは

この記事は、「ICHIROYAのブログ」の「あなたを折りかねない会社の12の試練」より転載、編集しています。


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 この春、新社会人になった皆さんも、ようやく目の前の仕事を余裕を持ってこなせるようになってきたのではないだろうか。そしてそろそろ、仕事に疑問を抱き始めたり、つらさを感じ始めたりしている頃かもしれない。

 会社の中で、組織の中で働く。そこで自分のフィールドを広げて会社や社会に貢献していく。その過程で個人に降りかかってくる試練や困難というものは、大昔からさほど変わらないだろう。

 「そういうものか」と思えば諦めもつくし、「傷つき悩むのは自分だけではない」と思えば、「自分は」どうやってそれを乗り越えてやろうかと、ちょっと客観的に楽しむ余裕も出てくるかもしれない。だが、試練の真っただ中では「塗炭(とたん)の苦しみ」であって、心が折れそうになることもある。

 そこで今回は、僕が19年にわたる会社生活で体験し、また仲間たちが体験した「社会人生活12の試練」を紹介しよう。

 対処法として僕のアドバイスも書いておくが、あくまで1つの例として考えてほしい。自分ならどう対処するか悩み抜いて結論を出し、それを積み上げていってほしいからだ。それがあなたの人生であり、あなたの物語そのものなのだから。

1.労働時間のほとんどが単純作業に費やされる

 世の中は単純な労働に満ちている。いわばそれがデフォルトだと思ったほうがいい。それを飽きずに完璧に繰り返せるのも、社会人の大切な能力の1つなのだ。日常がすてきな物語に満ちているのはフィクションの世界だけで、なんの変哲もない小石をコツコツと積み重ねるようなものが実社会だ。

 ただし、単純に思える仕事にも工夫の余地はたくさんある。例えば小売の店頭なら、商品の置き方を変えたりPOPを1つ書いたりするだけで売上は劇的に変わる。もしあなたがそんな働き方をしたなら、早い段階で「考える側」の仕事を担当することになるだろう。

 単純作業のなかにこそ、工夫と発見と冒険、そして、お金や名誉も眠っているのだ。

2. 間違っていることや無駄と分かっていることをやらされる

 理をもって冷静に上司に反論してみよう。それでも上司が固執するなら、言われる通りにやってみよう。全力でやって失敗したら、即座にそれを上司に報告しよう。

 間違っているとしか思えなくても、実はあなたに見えていないことがたくさんあるものだ。あなたの部署には不要だが、組織の都合でどうしてもやらなければならないことだってあるのだ。

 自分には「間違っているかどうか」の判断材料が十分そろっていないことを肝に命じよう。

3. 自分や会社のミスで顧客に多大な迷惑をかけてしまう

 これはもう、真摯にお詫びして最大限のフォローをするしかない。上司に報告し、アドバイスを仰ぎ、最善のタイミングで行動しよう。

4. 会話が弾まない上司とのランチやお酒に付き合わされる

 上司とのお酒の席を避けたいと思うのは、最近の若者だけではない。僕も嫌だった。仕事が終わったら一刻も早く家に帰って、いろんなことをやりたかった。しかし、そういう場で多くを教えてくれる上司もいるので、全面的にお断りするのはもったいない。とはいえ、「あの人に誘われればホイホイついていくのに、直属の上司の誘いはいつも断るんだな」などと陰口を叩かれるのも面倒だ。

 そんな時は自分で習慣を決めて、「月火水は飲みに行かない」「酒は飲めないので(飲めないことにしてしまう)行けない」と宣言してしまうのがいいだろう。それなら角も立たないから。

5. 「顧客」と「会社存続」の間で迷い、自分の道を見失いそうになる

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 例えばライバル製品がバージョンアップして圧倒的に使いやすくなったりすると、自社製品が顧客にとって最良の選択ではなくなることもある。しかし、会社の業績を上げるためには、なんとか買ってもらう努力をしなくてはならない。また、不幸にも、自社で販売してきたものが、実は顧客の役に立っていないと気づいてしまうこともあるかもしれない。

 前者の場合は、“将来も含めた長い目で見れば自社製品のほうが必ず役に立つ”という信念を持って売ることができる。後者の場合は……転職をお勧めする。

6. 正論で上司を突き上げ、数年後に正論で部下から突き上げられる

 あるべき姿と実際にできることの乖離に悩むのは、若いあなただけではない。上司も会社も、理想の姿と現実の間で揺れている。若いあなたが正論で上司を突き上げるのも、逆に部下に突き上げられる立場になるのも、ごく自然なことだ。

 大いに突き上げ、そして、大いに突き上げられよう。

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