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» 2015年09月23日 07時00分 UPDATE

「仕事ができるやつ」になる最短の道:たった3日で身につけたことは、誰もが3日で身につけられる (1/2)

仕事の能力を向上させるのに近道はなく、時間をかけるほかはない。

[安達裕哉,ITmedia]

集中連載:「仕事ができるやつ」になる最短の道 について

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この連載は安達裕哉著、書籍『「仕事ができるやつ」になる最短の道』(日本実業出版社)から抜粋、再編集したものです。

「一度に大きな変化を起こすことは誰にもできない。仕事で何かを成し遂げようとするならば、それなりの時間をかけて物事に取り組む必要がある。小手先のテクニックでは、仕事ができる人にはなれない」

毎日2万人以上が訪れ、月間150万PVを誇る「仕事の本質」を突いた人気ブログ「Books&Apps」の著者が初めて明かす、“仕事ができるやつになる法則”。

悩めるビジネスパーソンの心にじわじわと響き、「明日を踏み出す一歩」がチャージされる1冊です。


 優れた技能やスキルを習得できるかどうかの本質とは、なんだろうか?

 あるところに技術者がいた。彼はトップクラスの腕前を持ち、社内外で尊敬を集めていた。そして、なぜあのように生産性の高い開発ができるのか、皆はその秘密を知りたがった。

 あるとき、若い技術者たちは彼のもとに行き、「あなたのように早く開発をするための秘訣を教えてください」と頼み込んだ。彼は快く応じ、「勉強会を開く」と約束した。

 後日、開かれた勉強会には、新人や若手が数多く詰めかけた。皆、彼が「どんな優れたウハウを用いているのか」と期待して集まっていた。彼は「自分がやっていること」をまとめた数枚の資料を参加者に渡し、皆に向かって言った。

 「ここに書かれていることを、できるようになるまで練習してください」

 そこにはいくつかの基本的な処理、関数の使い方、設計のコツなどが書かれていたが、とくに目新しいものではなかった。皆は口々に言った。

 「こんなこと知ってます」
 「もっと、役に立つことを教えてください」
 「前に習いました」

 それを聞き、彼は言った。

 「では、これ以上教えることはありません。結局のところ、スキルを上げたいならばたくさんつくるだけです」

 ある若手が言った。

 「でも、できるだけ効率良く技能を身につけたいんです」

 それに対して、彼はこう言った。

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