寒くて寒くてつらい。使い捨てカイロを使っているけれど、すぐに温まらないので困っている……。そんな悩みを解消してくれる商品が登場した。
電子機器の製造している「E Core」は、USB接続で発熱する「使い捨てしない電子カイロ(貼る)」を年内に発売する。価格は400〜500円を想定。使い捨てカイロの市場規模は年15億枚ほどだが、同社によると衣類に貼って繰り返し使える電子カイロは初めてだという。
電子カイロ(貼る)は、スマホ用モバイルバッテリー(500円)にUSB接続すると、50度まで100秒ほどの速さで温まる。従来の電子カイロはニクロム線やカーボンファイバー、アルミ線など線自体が発熱するモノが多かったが、電子カイロ(貼る)はナノカーボンインクを使用することで「十分な暖かさを実感できるようにした」(E Core)という。
モバイルバッテリーに接続すると、55度前後の温度で約3時間使用することができる。手元のスイッチで電源をON/OFFでき、繰り返し使うことが可能。価格はモバイルバッテリーとセット販売で1000円前後を想定し、今季は100万枚の販売を見込んでいる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング