パーク24、カーシェアリング社会実験に参加路上に貸し出し拠点設置

» 2016年12月12日 18時46分 公開
[ITmedia]

 パーク24は12月12日、国土交通省が20日から実施するカーシェアリングの社会実験に参加すると発表した。地下鉄大手町駅前の道路に超小型電気自動車の貸し出し・返却拠点を設置。有用性を検証する。実施期間は2017年12月下旬までの約1年間。

photo パーク24のカーシェアリングサービスで使用されている超小型EV「COMS」

 実験場所は東京都千代田区丸の内1丁目。大手町駅のB1出口付近で、国道1号の道路上となる。道路上にカーシェアリング用ステーションを設置するのは日本初だという。

 使用する車両はトヨタ車体の「COMS(コムス)」とトヨタ自動車の「i-ROAD(アイロード)」。

 複数設置されたステーションのうち、どこでも貸し出しと返却が可能な「ワンウェイトリップ法式」を採用。パーク24が東京都心部で実施しているシェアリングサービス「Times Car PLUS × Ha:mo」のステーションも利用できる。89カ所のステーションで、約60台が利用可能になる。

 実証実験で、利用回数や利用者の行動変化、道路の安全性などを検証する。

photo カーシェアリングステーション設置場所(国土交通省)
photo 現場の様子(国土交通省)

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