世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2017」が1月15日、閉幕した。千葉市の幕張メッセで開催された華やかな展示会には、3日間で32万4400人が来場。3年連続で30万人を突破した。出展者数は458社、展示車両数は850台に上った。注目を集めた大手メーカーの展示を写真で振り返る。
ホンダは、日本で今夏発売予定の新型「シビック」シリーズの3モデルのプロトタイプを国内初公開。「シビック ハッチバック」「シビック セダン」「シビック TYPE R」をステージに展示し、大きな注目を集めた。
ミニバン「フリード」シリーズを斬新なスタイルに仕上げたコンセプトモデルも出展。アクティブなスタイルでアウトドアを楽しむライフスタイルを提案する「FREED ACTIVE Concept」は、外装や内装にあしらった蛍光色のゴムひもが異彩を放っていた。「スニーカーをイメージしたデザイン」(担当者)で、アクティブなイメージを発信した。
アクティブモデルとは対照的だったのが、コンプリートカーブランド「Modulo X」シリーズのコンセプトモデル「FREED Modulo X Concept」。しなやかで上質な乗り味が特徴だ。
16年8月に日本で発売したスーパースポーツモデル「NSX」や、軽オープンスポーツ「S660」をブラウンのボディーカラーやレザーシートで仕上げた「S660 Bruno Leather Edition」も展示。スポーツカーの魅力を発信した。
トヨタ自動車は「TOYOTA GAZOO Racing」「LEXUS GAZOO Racing」などのブースを設置。18年ぶりに参戦する世界ラリー選手権(WRC)への意気込みを表現した展示が目立った。参戦車両の「ヤリス(日本名ヴィッツ)」をベースにしたモデルを国内初披露。歴代の参戦車両も展示した。
また、小型車「ヴィッツ」と「アクア」をベースとした新たなコンセプトモデル「TGR Concept」も注目を集めた。
16年12月に発売したスポーツタイプ多目的車(SUV)の「C-HR」をベースにした「C-HR G-T」やスポーツブランド「G's」モデルの車両なども展示した。
レクサスブースでは、新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとした、17年のSUPER GT GT500クラスに参戦する車両などを披露した。
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