メルカリは5月23日、出版取次大手のトーハンと提携し、フリマアプリで新刊書籍の販売を始めることを明らかにした。サービス開始は今夏を予定している。
新刊本は、メルカリ傘下のソウゾウが5月から提供している、書籍・CD・DVDの取引に特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」上で販売する予定。
メルカリ カウルで中古本がすぐに売り切れてしまい、読みたい本を入手できないユーザーが多いため、書籍を安定供給する狙いがあるという。
新刊本の配送は、トーハンが外部の宅配業者に委託する形を検討中。在庫がない場合は、出版社から取り寄せる形になるという。
購入した新刊本を読み終わったユーザーは、中古本として再度アプリ上に出品することも可能。メルカリの広報担当者は「商品を循環させることで、エンターテインメント市場を活性化していきたい」と話している。
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