LINEは6月12日、スマートフォンのみでLINEスタンプの制作、申請、販売ができるスマホ向けアプリ「LINE Creators Studio(ライン クリエイターズ スタジオ)」を日本国内限定で先行公開した。より簡単にスタンプ制作が可能になる。
「LINE Creators Studio」公開
LINE Creators Studioは、スキャナーや画像編集ソフトなしでスマホ内の画像やイラストを加工し、スタンプを作成できるアプリ。アプリ内から審査の申請も可能。作成したLINEスタンプは、LINEによる審査を経過後、「LINE Creators Market」内で販売・購入できる。
簡単にLINEスタンプを作成できる
これまでもユーザーはLINE Creators Marketでスタンプの販売が行えたが、「スタンプを自分で制作するには専門知識や特別な技術が必要なのでは」「PCを使わないとスタンプが作れないのでは」など心理的障壁を感じている声も寄せられていた。そのため、「これまで以上に多くのユーザーに、より自由に、より簡単にスタンプ制作を楽しんでもらいたい」とアプリを公開したという。
今後は、LINE Creators Studioの全世界対応や、スタンプの販売公開範囲の設定などの機能拡大を順次行っていく予定という。
- LINE Creators Market、トップ10の平均販売額は5億円突破
ユーザーがLINEスタンプなどを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」が公開3周年。販売総額は479億円を突破。売り上げ上位10人の平均販売額は5億3000万円を記録した。個人・企業ともにビジネスチャンスが狙える場となっている。
- マンガアプリ利用者数、首位は「LINEマンガ」
ニールセンデジタルがマンガアプリの利用状況を発表。2017年2月時点の月間利用者数1位は「LINEマンガ」の279万人だった。月間利用回数と1回あたりの利用時間もトップに。
- LINEのキャンペーン「みどりくじ」に困惑の声も
LINEが、コミュニケーションアプリ「LINE」ユーザー向けキャンペーン「LINEのグリーンウィーク」を開始。総額5億円の大規模なキャンペーンだが、自動的にLINE Payのアカウントが開設される点にTwitter上で困惑の声も上がっている。
- 「勝負をかける」LINEモバイルの自信
「LINEモバイル」のサービス開始半年間の実績や今後の展開は――? LINE子会社のLINEモバイルが3月14日発表。プロモーションを本格的に展開し、女優・タレントのんさんを起用した初CMを放送する。
- LINEのIPO後初決算は営業益10倍、最終黒字に転換
LINEが2016年12月期通期の決算(IFRS)を発表。売上高が前期比16.9%増の1407億円、営業利益は前期比で約10倍の198億9700万円と大幅な増収増益。通期で最終黒字に転換した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.