スズキは9月21日、軽自動車「アルト」などで外部からの水がフロントワイパーのモーター内に侵入し、内部が腐食するおそれがある不具合が見つかったとして、2009年12月〜12年12月に製造した計約26万5000台のリコールを国土交通省に届け出た。
リコール対象の内訳はアルトが約23万2000台、スズキがマツダにOEM供給した「キャロル」が約3万3000台。
フロントワイパーのモーターの防水構造が不適切であったため、外部からの水が内部に侵入しやすくなっているという。使用を続けると腐食が進行し、ワイパーが作動しなくなるおそれがあるとしている。
国交省によると、これまでに127件の不具合が報告されているという。
スズキは今後、対象となる全車両のワイパーモーターを対策品と交換するなどの対応を行う予定。
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