任天堂(東証1部)の株価が堅調に推移している。10月5日の株式市場では、午前10時台に530円高の4万2550円を付けた。その後やや戻したものの、終値は前日比520円高(+1.24%)の4万2540円だった。9月19日には9年ぶりに株価が4万円台に回復。円安など相場の好況も後押ししている。
5日には、家庭用ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」(ミニスーファミ)を発売。1990年11月に発売した「スーパーファミコン」の復刻版で、「スーパーマリオワールド」「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」など21タイトルをデジタルコンソールで収録した。予約が殺到していたが、生産体制の強化が奏功してか、予想よりも品薄感がないスタートを切っている。
業績をけん引する家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」も引き続き好調。品薄状態が続いているが、予約注文の受け付けを開始するなど、供給体制の強化に力を入れる。累計販売台数は全世界で470万台(7月時点)を突破している。
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