16年秋アニメ、満足度トップは「ハイキュー!!」アニメ多く見る人ほどグッズに投資

» 2017年12月12日 16時57分 公開
[ITmedia]

 話題作の多かった2016年秋(16年10〜12月放送)のアニメのうち、最も満足度が高かった作品は「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」で、視聴者の45.0%が支持した――カドカワ傘下のGzブレインの調査でこんな結果が出た。

 2位は「夏目友人帳 伍」で42.9%。以下、「ユーリ!!! on ICE」(42.4%)、「斉木楠雄のΨ(サイ)難」(39.8%)――と続いた。

photo 「ハイキュー!!」が満足度トップに

 16年秋アニメの人気作品を男女別にみると、男性のトップ3は「タイガーマスクW」(テレビ朝日、87.8%)、「ろんぐらいだぁす!」(TOKYO MXなど、86.4%)、「競女!!!!!!!!」(同、86.3%)――という結果に。

 女性は「刀剣乱舞-花丸-」(TOKYO MXなど、82.8%)、「ユーリ!!! on ICE」(78.2%)、「文豪ストレイドッグス」(TOKYO MXなど、71.5%)――が上位を占めた。

photo 全体・男女別の調査結果

アニメ好きはエンタメコンテンツに多く支出

 同社調査によると、アニメをよく視聴する人ほど、アニメ・漫画・映画・小説・ゲームなどエンターテインメントコンテンツへの支出額が多かったという。

 「エンタメコンテンツに年間5万円以上投資する」と答えた人の割合は、週6本のアニメ視聴者の15.8%、週1〜2本のアニメ視聴者の7.2%――と2倍以上の差がつく結果に。一方、アニメを週に1本も視聴しない人の51.5%が「過去1年間に、エンタメコンテンツに1円も消費しなかった」と答えていた。

 調査は全国の5〜69歳の男女を対象に、同社のユーザーリサーチシステム「eb-i」を用いて実施。結果は「アニメマーケティング白書 2018」(税別3万2000円)にまとめた。

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