話題作の多かった2016年秋(16年10〜12月放送)のアニメのうち、最も満足度が高かった作品は「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」で、視聴者の45.0%が支持した――カドカワ傘下のGzブレインの調査でこんな結果が出た。
2位は「夏目友人帳 伍」で42.9%。以下、「ユーリ!!! on ICE」(42.4%)、「斉木楠雄のΨ(サイ)難」(39.8%)――と続いた。
16年秋アニメの人気作品を男女別にみると、男性のトップ3は「タイガーマスクW」(テレビ朝日、87.8%)、「ろんぐらいだぁす!」(TOKYO MXなど、86.4%)、「競女!!!!!!!!」(同、86.3%)――という結果に。
女性は「刀剣乱舞-花丸-」(TOKYO MXなど、82.8%)、「ユーリ!!! on ICE」(78.2%)、「文豪ストレイドッグス」(TOKYO MXなど、71.5%)――が上位を占めた。
同社調査によると、アニメをよく視聴する人ほど、アニメ・漫画・映画・小説・ゲームなどエンターテインメントコンテンツへの支出額が多かったという。
「エンタメコンテンツに年間5万円以上投資する」と答えた人の割合は、週6本のアニメ視聴者の15.8%、週1〜2本のアニメ視聴者の7.2%――と2倍以上の差がつく結果に。一方、アニメを週に1本も視聴しない人の51.5%が「過去1年間に、エンタメコンテンツに1円も消費しなかった」と答えていた。
調査は全国の5〜69歳の男女を対象に、同社のユーザーリサーチシステム「eb-i」を用いて実施。結果は「アニメマーケティング白書 2018」(税別3万2000円)にまとめた。
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