東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2月28日、大会マスコットを決定したと発表した。大会エンブレムの市松模様をキャラデザインに取り入れたキャラクターで、ネーミングなどは未定。今後詳細を詰め、今夏に正式披露する予定だ。
デザイン案は今年8月に一般公募し、マスコット委員会の審査によって2042作品の中から最終候補3作品に絞られていた。採用作品は、全国の小学校(1万6769校)から投票で選ばれた。
採用された「ア」案は、オリンピックマスコットは「伝統と近未来が1つになった温故知新なキャラクター」、パラリンピックマスコットは「桜の触覚と超能力を持つクールなキャラクター」という設定。
「性格は正反対ですが、お互いを尊重しあい、大の仲良しです。おもてなしの精神は負けず劣らず。みんなを応援するためにベストを尽くしています」としている。
「ア」案は今後、各種イベント、アニメーションなどで使用するほか、ライセンス商品としても展開する計画だ。
落選した「イ」案は、オリンピックマスコットは招き猫とキツネ、パラリンピックマスコットは神社の狛犬(こまいぬ)がモデル。「ウ」案はキツネとタヌキをモデルにしていた。
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