東京ビッグサイトは11月8日、2020年東京オリンピック・パラリンピック前後に一部展示棟が利用できない期間を計40日間短縮したことを明らかにした。「東京都や組織委員会と話し合った結果」(企画広報部)という。
20年5月1日〜5日は西展示棟と建設中の南展示棟、同年7月1〜14日と9月10〜30日は仮設する予定の青海展示棟が利用可能になった。
東京ビッグサイトは「主催企業には9月末に情報を共有しているが、現時点では当該期間中にどんな見本市・展示会を行うかは決まっていない。今後各社と調整していきたい」(同)としている。
東京ビッグサイトは大会期間中に報道陣向けのメディアセンターとして使用。このため、準備工事が始まる19年4月から東展示棟など一部施設が、大会期間中の20年7〜9月には全施設が利用できなくなり、見本市の主催者などから配慮を求める声が上がっていた。
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