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» 2018年05月04日 08時00分 公開

常見陽平のサラリーマン研究所:AI採用っていいじゃないか いや、弱点もある (1/4)

AI(人工知能)選考を導入する企業が増えてきた。AIが「書類選考」と「面接」をやってくれるので、いいことばかりじゃないかと思われた人も多いかもしれないが、弱点もある。それは……。

[常見陽平,ITmedia]

 「AI選考ってどう思います?」

 最近、よく聞かれることといえば、これだ。AI(人工知能)を使って採用活動を行う企業が現れ、話題となっている。

 AI選考で活用するシーンは、「書類選考」と「面接」だ。書類選考においては、AIに応募書類を読ませ、ジャッジする。AIによる面接も行われている。スマートフォンを活用し、画面を見ながら、質問に答えるというものだ。

 リクルートキャリアの調べによると、現在AIを選考に活用している企業は0.4%程度だが、従業員数5000名以上の企業においては導入意向が4分の1程度になっているという。現在導入している企業としてソフトバンク、リクルートグループ、サッポロビール、住友生命などが報じられている。

 ちなみに、AI選考を導入している大手企業の採用担当者は「今後は『適性診断』にも活用していきたい」と言っていた。

 この「AI×選考」をどう捉えるか。選考に限らず、AIとどう向き合うかは、旬なテーマだ。さまざまな分野で活躍する人と会うたびにこの話題になる。「いま、やっている仕事はなくなるんじゃないか」というような危機感を語る人もいれば、「ウチも積極活用しなくては」と前向きな人もいる。

 AIに関して議論する際は、「そもそも人間の生活、仕事とは何か?」「よく生きるとはどういうことか?」という問いと向き合わなければならない。つまり、現在、人間が行なっていることの根本が問い直されるのだ。

「AI選考」をどう捉えればいいのか
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