もうすぐ春だ。キャンディーズの「春一番」風に言えば、ちょっと気取ってみなければいけないのだろうが、絶賛花粉症なのでそうもいかない。この時期になると「『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじが花粉症だったら、さぞかし大変だろうなあ」なーんてことを考えている。
日本気象協会が発表した今シーズンの花粉飛散予想によると、東北から四国では昨年より飛散量が多くなる地域もあるそうだ。ドラッグストアに行くと花粉症対策グッズがずらりと並んでいるが、麺屋武蔵は日本薬科大学とコラボして「花粉症対策ラーメン」(期間限定、1日20食)を販売するという。来年あたりは、コンビニやファストフード店に花粉症対策食品が並ぶのではないかと妄想してしまう。
それはそうと、春は人事異動の季節だ。新聞に大手企業を中心に人事異動の情報が掲載されている。筆者のような中年になると、高校や大学時代の友人の出世をこれによって知ることもある。自称「人事ウォッチャー」にはたまらない季節である。
各社のWebサイトをチェックすると、4月以降の組織・人事の情報を知ることができる。こうした情報は非上場企業でも、掲載されていることがある。
また著名人、友人、知人がSNSで4月以降の状況を明らかにすることがある。例えば、LINEで上席執行役員を務めた田端信太郎氏がZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイに移籍することを発表して、話題に。彼のSNSをフォローしている人が拡散したほか、ニュースサイトでも掲載されていた。
個人的には、大学の同期や先輩の出世を新聞で知ったり、最初に入った会社の同期が社長になったり、古巣2社で組織改編と役員交代が行われたり、話題に事欠かない春だった。
今回は、春の人事異動について考えてみる。
人事異動の情報をどのように活用すればいいのか
BOOWY好きの上司と飲むときに気を付けたいこと
群馬県高崎駅に伝説のロックバンド「BOOWY」と書かれたポスターが現れ、盛り上がっている。サラリーマン的に問題なのは、今月の会社の飲みの席で、男性上司から高い可能性でこの話題が出ること、それにどう対応するかということではないだろうか。
なぜ地図で「浅草寺」を真ん中にしてはいけないのか
地図を作成している編集者に、2枚の地図を見せてもらった。1枚は浅草寺が真ん中に位置していて、もう1枚は浅草寺が北のほうにある。さて、実際に地図に掲載されているのは、どちらなのか。答えを聞いたところ、予想外の結果に!?
インフル大流行は「風邪でも絶対に休まないおじさん」のせい?
インフルエンザが猛威を振るっている。大流行している要因として、「ワクチン不足があった」「A型とB型が同時に流行した」といった意見が出ているが、筆者の窪田氏は「風邪でも絶対に休まないおじさん」のせいではないかという。どういうことかというと……。
上司は「ムリゲー化」する仕事に立ち向かっている
マネジメントの難易度が上がっている中で、上司の仕事が「スペランカー化(ムリゲー化)」している。部下は、このような「スペランカー上司」を支えなくてはならない時代となっているのだ。
「世の中全て分かっている系」が厄介な理由
「意識高い系」より面倒くさいのが「世の中全て分かっている系」の人である。自分の得意分野と、生きてきた時代を基準に全てを語ろうとするので非常に厄介なのだ。
あなたの会社は若者から魅力的に見えていますか?
2018年度の新卒採用が既に盛り上がりを見せている。「新卒の採用なんて関係ねえよ」というサラリーマン諸君も多いことだろう。しかし、サラリーマンとしての保身のためにも、少なくとも自社の採用については関心を持つべきだ。
ビジネス界は「あれはオレがやりました」で溢れている
雑誌のインタビューに出てくる「俺がやりました」的な奴は、疑ってかかったほうが良い。期待するほどそいつは仕事していない。実際は、みんながそれなりに仕事をしているのだ。
「残業(長時間労働)は仕方ない」はもうやめよう
電通の新入社員が過労自殺するという事件が起こり、話題になっている。政府はいま「働き方改革」を進めて長時間労働の是正に取り組んでいるが、繰り返されてきたこの問題を本当に解決できるのだろうか。労働問題の専門家、常見陽平氏に話を聞いた。
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