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» 2018年05月11日 18時33分 公開

関連グッズも人気:体験教室に20万人! 「泥だんご」が静かなブーム (1/2)

公園の砂場で泥だんごをつくった経験のある人は少なくないだろう。今、泥だんごの関連グッズや体験イベントの人気が高まってきている。その背景には何があるのだろうか?

[昆清徳,ITmedia]

 はんこなどを手掛けるシヤチハタ(名古屋市)には、「コロピカどろだんご制作キット」シリーズという隠れたヒット商品がある。2013年の販売開始以来、累計販売個数が35万個を超えている。

 現時点のラインアップは「コロピカどろだんご制作キット」(希望小売価格:税込540円、以下同)と「カラフルコロピカどろだんご制作キット」(864円)だが、18年6月に新商品の「コロピカどろだんご制作キット ラメ入り」(864円)を発売する。同商品はきらめくラメで輝く泥だんごをつくれるのが特徴だ。雨の日の室内遊びや、夏休みの工作用としての用途を見込んでいる。

 シヤチハタは子ども向け商品として「おりがみ工場」や「てがたスタンプ」などを扱っているが、「10万個売れればヒット」(同社広報)という中で「コロピカどろだんご制作キット」は大ヒット商品に成長した。

photo 「コロピカどろだんご制作キット ラメ入り」

泥だんご制作キット開発の経緯

 泥だんごは泥遊びの一種だ。泥の玉をつくり、その表面に乾いた砂をかけ、表面を磨き続けるとやがて表面がピカピカになる。さまざまな作り方があるが、一般的には数時間かかることが多い。

 シヤチハタでは量販店に提案できるような商品開発を進めるなかで、泥だんごに着目した。「夏休みグッズコーナー」を展開する量販店は多く、子どもが遊べるグッズとして需要があると見込んだからだ。

 13年に商品化したところ、量販店の店員からは「懐かしい」「当店で売りたい」といった前向きな反応がかえってきた。店頭で泥だんごを実際につくるワークショップを開催するなど地道な販促を行った結果、じわじわと売り上げが伸びていった。お客に支持された背景について同社広報担当者は「泥だんごをつくった経験のある親が『懐かしい』と感じ、子どもに買い与えているのではないか。また、ピカピカの泥だんごが完成したときの達成感もあるだろう」と分析する。

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