NTTドコモは5月16日、スマートフォン・タブレットの2018年夏モデルを発表した。スマホ10機種、タブレット1機種の計11機種。高画質な画像・映像の撮影に適した「デュアルカメラ」モデルをそろえた。スマホ6機種は受信時最大988Mbpsの高速通信に対応。7機種は送信時最大75Mbpsに対応した。
NTTドコモの吉澤和弘社長は「プロのカメラマンのように、望遠や自然なぼかしなどを自然に撮影できるモデルをラインアップした」と自信を見せる。
「HUAWEI P20 Pro HW-01K」(中国Huawei Technologies製、6月下旬発売予定)は、独Leicaと共同開発した3種のカメラ「Leicaトリプルカメラ」を搭載。4000万画素のカラーセンサーとモノクロセンサーを備え、一眼レフのようなぼかしと色鮮やかな撮影を実現する。
2400万画素のインカメラも備え、美しく自然な“自撮り”を撮影できる。防水防塵(じん)仕様で、「おサイフケータイ」「FeliCa」といった日本特有の機能も搭載する。
同機種は3大キャリア(携帯電話事業者)のうち、ドコモ限定で取り扱う。ドコモがHuawei製スマホを展開するのは5年ぶり。
同社プロダクト部長の森健一氏は「ここ数年、Huaweiは素晴らしいスマホを出しており、SIMフリーを中心に利用者が増えている。日本独自の規格にも対応してくれたため、採用を決めた」と説明する。
「Xperia XZ2 Compact SO-05K」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製、6月下旬発売予定)は、幅65ミリのコンパクトモデル。画面配置を工夫し、約5.0インチで縦横比が18対9の縦長ディスプレイを搭載した点が特徴。1秒間に960コマ撮影する「スーパースローモーション」の画質がフルHDに向上したほか、4K HDR動画の撮影にも対応した。
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