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» 2018年06月05日 13時11分 公開

ブランド引き継ぎ:「シャープのdynabook」誕生へ 経営再建進みPC再参入

シャープは買収した東芝のPC事業を、AIやIoT事業の強化に活用する。

[ロイター]
photo 6月5日、シャープは、東芝のパソコン事業を買収することで合意したと発表した。写真は都内で2012年5月撮影(2018年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 5日 ロイター] - シャープ<6753.T>は5日、東芝<6502.T>のパソコン事業を買収することで合意したと発表した。買収額は約40億円。東芝のパソコン関連製品と同社のディスプレーやセンサーなどを融合することで、人工知能(AI)やすべてのモノがインターネットにつながるIoT(インターネット・オブ・シングス)事業を強化する。

パソコン事業を手掛ける東芝クライアントソリューション(東京都江東区)株式の80.1%を取得し、子会社化する。取得予定日は10月1日。「ダイナブック」ブランドや人材、販売チャネルなどはそのまま引き継ぐ。

シャープは2010年にパソコン事業から撤退したが、鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>傘下で経営再建が進んだことから、パソコン事業に再参入する。2019年3月期業績への影響は軽微という。

東芝は経営再建に向け、不採算事業の売却を進めており、パソコン事業の売却もその一環。同事業の2018年3月期の売上高は前年比13%減の1673億円、営業損益は96億円の赤字(前年は5億円の赤字)だった。

東芝はパソコン事業の売却で約17億円の損失等を計上する見込み。5月15日に公表した業績予想には織り込んでいないが、業績への影響は軽微としている。

(志田義寧)

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