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» 2018年07月13日 07時15分 公開

河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」:「褒め言葉」はいらない 上司のこんな行動が部下を“前向き”にする! (1/4)

「褒め合い」の効果が注目されていますが、実践しようとしてもうまくいかないのはなぜでしょうか。企業トップを務めた方が教えてくれた「社員は全員、立派な社会人」という言葉にそのヒントが隠されています。【更新】

[河合薫,ITmedia]

特集:「褒め合い」が会社を変える

 厳しく指導して若手社員を育てる……という時代ではない。しかし、どのように部下と接したらいいか分からないという人も多いだろう。日本企業では、まだまだ「称賛」が浸透していないのが現状だ。

 「褒める」コミュニケーションをどのように実践すればいいのだろうか。難しく考える必要はない。「褒め合い」を上手に取り入れている企業の事例や専門家の話から、いま実践できる職場改革を考える。


 今回は「褒める」というテーマで書いてほしいとの依頼を編集部から受けました。褒める……。確かに最近は講演会や取材先でも、

「使える褒め言葉を教えてほしい」

「うちの会社は褒め合うカードを作りました!」

「褒められて人はホントにうれしいでしょうか?」

 といった具合に、褒めたい人、褒めている人、褒める効果を疑っている人など、時に堂々と、時にこっそりと打ち明けられる機会が増えてきました。

 本屋に行けば「褒める」とタイトルのついた本が「これでもか!」というくらい並び、アマゾンで検索をかけても「すごっ!」と驚くほどたくさんの本が引っ掛かります。

 ところが……、編集部によれば「日本企業ではまだまだ『称賛』が浸透していないのが現状だ」とか。なるほど。「そりゃそうだよね」と至極納得。

 え? なぜって??? それを解き明かそうというのが今回の魂胆です。

 ……というわけで、今回は「褒めるのがうまくいかないワケ」と、私の「褒める」に対する正直な意見を書くことにします。

photo なぜ、褒めようとしてもうまくいかないのか
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