メルカリのグループ会社ソウゾウは11月2日、書籍、CD、DVDなどエンターテインメント分野の商品に特化したスマートフォン向けフリマアプリ「メルカリ カウル」(iOS/Android)を2018年12月17日に終了すると発表した。「メルカリ」と機能が重複してきたためで、今後は同アプリに統合する。
メルカリ カウルは17年5月にリリース。出品したい商品のバーコードを読み取るだけで、タイトル、著者名、アーティスト名、発売日、定価といった情報を自動入力する「バーコード出品」機能を持つほか、新刊書籍の販売にも対応していた。過去の取引情報を分析し、商品が売れやすい価格を自動で設定する機能なども備えていた。
だが18年6月に、メルカリにバーコード出品機能が追加。新刊書籍の販売にも対応し、重複する機能が増えてきたため、“姉妹アプリ”との位置付けだったメルカリ カウルの提供を終えてメルカリに一本化することを決定したという。
サービスを終える段階でメルカリ カウルに出品されている商品は、終了後も引き続きメルカリで取引できる。
ソウゾウは経営資源の再配置を目的に、18年8月に即時買い取りサービス「メルカリNOW」、スキルシェアサービス「teacha」、ブランド品特化型フリマ「メルカリ メゾンズ」の3サービスも終了していた。
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