独身男女の7割は知り合って1年以内に「交際スタート」：交際が始まりやすい季節は？

[中澤彩奈，ITmedia]

　結婚相手紹介サービスを手掛けるオーネット（東京都世田谷区）が独身男女を対象に「交際スタート」に関する調査を実施したところ、35.6％の人は知り合って「3カ月以内」に、17.1％は知り合って「3〜6カ月以内」に、17.3％は知り合って「6〜1年以内」に交際をスタートさせることが分かった。

7割は1年以内に交際スタート（イメージ）

　現在の恋人に知り合った時期を聞いたところ、「大学生までに出会った」人は39.9％で、「社会人になってから」だった人は56.5％いた。

　また、20代前半の人で「幼稚園〜大学時代」に現在の恋人とに知り合ったと答えた人が男性で83.6％、女性で65.2％いたのに対し、20代後半になると男性では50.5％、女性では29.8％まで減少していることが分かった。

　20代後半になると新しい恋人との交際が開始する割合が増加することに加え、恋人関係から夫婦関係に発展するケースもあることが影響していると考えられるという。

交際をスタートさせた時期は？（＝楽天オーネット調べ）

　交際がスタートした季節については、男女で回答に差があることが分かった。男性の回答で最も多かったのは4月（13.1％）。次いで3月（8.9％）と、春に交際をスタートさせる人が多かった。一方、女性では、9月（11.2％）と8月（10.6％）と、夏に交際を開始させる人が多かった。

　同社は「男性は学業や仕事の節目となる年度末や年度初めに、就職や転勤、部署配置換えなどが異性との交際をスタートする大きな後押しやきっかけになっているのかもしれない。女性は1年のうち活動が活発になり開放的となる夏場に、交際スタートのきっかけが増えることが一因かもしれない」と分析する。

　調査は10月24〜26日にかけて、20〜39歳の独身男女683人を対象にインターネット上で実施した。