[東京 20日 ロイター] - ホンダ<7267.T>が20日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェットエリート」の日本での型式証明取得と日本向け初号機のデリバリーの式典を開いた。日本での初号機は、ドローンスタートアップ特化型ファンドを運営するエンジェル投資家の千葉功太郎氏、実業家の堀江貴文氏、グリー共同創業者の山岸広太郎氏らが共同で購入した。
ホンダの航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長は「ホンダジェットを日本の空で飛ばすことはわれわれの悲願だった」と述べ、「新しい交通システムの創造を目指したい」と語った。
千葉氏が式典に出席した。同氏は、テレビCMをみてホンダジェットの購入を思い立ったといい、「ホンダジェットのテレビCMを流したのは日本だけ。テレビCMをみて買った客は世界で初めてではないか」と話し、「せっかくなら自分で運転したい」と語り、訓練していることも明らかにした。
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