サクラの開花時期、19年は例年通り 最速は東京の3月18日台風の影響は限定的

» 2019年01月16日 13時46分 公開
[ITmedia]

 気象情報会社のウェザーニューズ(千葉市)は1月16日、2019年のサクラの開花予想を発表した。東日本・西日本は例年通り〜やや早い時期、北日本は例年通りの時期に開花する見込み。最も開花が早いのは東京都(3月18日)で、その後は高知県(3月19日)や福岡県(3月20日)など各地に広がっていくとみている。

photo 19年のサクラ開花時期は例年通り

 その他の県では、熊本県(3月21日)、鹿児島県(3月25日)など九州地方は3月下旬、愛媛県(3月25日)、広島県(3月26日)など中国・四国地方は3月中旬〜下旬、大阪府(3月23日)、京都府(3月28日)など近畿地方は3月下旬の開花を見込む。

 愛知県(3月23日)、静岡県(同)など東海地方は3月下旬、石川県(3月31日)、長野県(4月6日)、新潟県(4月4日)など北信越地方は3月下旬〜4月上旬に開花予定。埼玉県(3月24日)、千葉県(3月22日)など関東地方の開花時期も3月下旬になるという。

 宮城県(4月4日)、秋田県(4月16日)、青森県(4月20日)など東北地方は4月上旬〜下旬に開花すると予想。北海道では、札幌市は4月30日、旭川市は5月5日、稚内市と釧路市は5月13日の開花が想定される。

photo 国内主要都市のサクラ開花時期(=ウェザーニューズ調べ)

 18年は台風上陸が相次ぎ、近畿地方を中心にサクラの木が折れる例などがみられたが、同社は「影響は限定的で、地域全体の見栄えが劣るほどではない」と予測。ただし「サクラの木や枝が少なくなった一部名所では、例年よりもボリュームに欠ける部分があるかもしれない」とみている。

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