最近、米国発で、コロナ禍にどれほどデジタル化が進んだのかをまとめたリポートが報告されている。そのリポートは、米DOMO(ドーモ)という企業が「Data Never Sleeps」(データは決して眠らない)というタイトルで毎年まとめているもので、今回は9回目。かなり興味深いので、今回、その中身をのぞいてみたい。
「Data Never Sleeps」が最初に公開されたのは、13年。インターネット上で生み出されて分散される莫大な量のさまざまなデータを調べて紹介している。インフォグラフにて視覚的に分かりやすく見せており、今回は、コロナ禍がいかに日常生活のデジタル化を加速させているかが分かるようになっている。
ドーモは、企業向けにビジネスサービスを行う企業である。同社は20年以降のデジタル社会についてこう書いている。「コロナ禍は、私たちの食習慣、働き方、楽しみ方も一変させた。さらに、インターネットの利用もかなり上昇傾向となった」。18年と比べると、20年、インターネット利用者数は43億人から45億人に増加している。
さらにその傾向はコロナ禍の続いた21年も顕著であり、「21年1月から7月まで、インターネットにアクセスした人の数は10%増加した。つまり、インターネット人口は52億人になり、世界人口の65%がインターネットに接続したのである」という。
インターネットに触れている人がすごい数なのが分かるが、それを「1分間にインターネット上で何が起きているのか」というのにまとめたインフォグラフを見ると、そのすごさはすでに分かっていてもやはり驚かされる。各ネット上のサービスで比較を行っている。
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