第78回ゴールデングローブ賞が発表された。その中でもアジア勢として、外国語映画賞に『ミナリ』が入賞を果たしたことがニュースになっている。
ただこの映画、セリフの半分が韓国語だったことから外国語映画枠に入れられたのだが、もともと米国の映画ということもあってその扱いに批判が出たという。最近は性別や人種の問題はエンタメの世界でも非常に敏感な要素となっており、慎重に扱われている。いずれにしても、また韓国系の映画が躍進したことは間違いない。
最近、韓国のコンテンツは欧米市場でも存在感を見せている。韓国のボーイズバンドであるBTSの人気は今さら言うまでもないが、それ以外でも、アカデミー賞を受賞した映画『パラサイト』が話題になったのは記憶に新しい。
韓国勢に押され気味の日本のコンテンツだが、今年になって、日本発として負けじとじわじわと知名度を上げているコンテンツがある。「鬼滅の刃」(英語名は「デーモン・スレイヤー」)だ。
鬼滅の刃は国内で空前の人気を誇っているが、その人気は今、国境を越えている。2月23日、デーモン・スレイヤーが日本のみならず世界でも日本アニメの歴代記録を更新したと、有名アニメ専門サイトが報じた。日本人には分かりにくいかもしれないが、なぜ外国人にこのアニメが受けているのだろうか。そもそも日本のアニメのどこに興味をもっているのだろうか。
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