ロシアのウクライナ侵攻で、対ロシアの取引に影響が出る一幕があった。ロシアのモスクワ証券取引所(MOEX)は2月24日(現地時間)、全取引を一時的に中断すると発表した。その後、同日の午前10時(現地時間、日本時間の午後4時)に取引を再開した。
MOEXは同日午前8時(同)に「更なる発表があるまで、モスクワ証券取引所の全取引を一時的に中断する」と発表していた。
ロシアは同日、ウクライナへの軍事進攻を開始。同国を巡ってはNATO(北大西洋条約機構)の東方拡大を目指す米国を中心とした欧米諸国と、同国を緩衝地帯(バッファー)にしたいロシアの対立が激化していた。
これに伴い、同日付の日経平均の終値が1年3カ月ぶりに2万6000円を割り込むなど、世界経済にも影響を与えている。
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