北京五輪のメダル獲得数ランキング 3位「ドイツ」、2位「ROC」、1位と日本の順位は?大会前予測の的中も(1/2 ページ)

» 2022年02月21日 19時41分 公開
[ITmedia]

 2月20日に北京五輪が閉幕し、各国のメダル獲得数が確定した。国際オリンピック委員会(IOC)が発表したランキングによると、1位は「ノルウェー」だった。IOCはメダル獲得数ではなく、金メダル数でランキングを作成しているが、同国はメダル数、金メダル数ともに1位だった。メダル数2位は「ROC」(ロシアオリンピック委員会、総合9位)、同3位は「ドイツ」(総合2位)だった。日本は同6位(総合12位)だった。

photo 北京五輪のロゴ(出典:IOC公式Webサイト)

 ノルウェーは計37個(金16・銀8・銅13)のメダルを獲得。競技別ではバイアスロン(金6)とクロスカントリースキー(金5)での強さが目立った。米ニールセン傘下でスポーツデータの分析などを手掛けるグレースノートは、大会開幕前に同国が44個のメダルを獲得し、前回の平昌五輪で記録した冬季五輪史上最多メダル数の39個を更新すると予測していたが、記録更新はならなかった。

 国ぐるみでの組織的なドーピングが発覚したため、ロシアという国名ではなく、違反歴や疑惑がない選手のみ個人資格での出場となったROCは、計32個(金6・銀12・銅14)のメダルを獲得した。クロスカントリースキー(金4)とフィギュアスケート(金2)でそれぞれ強さを発揮した。

 ドイツは、計27個(金12・銀10。銅5)を獲得した。ノルウェーやROCと異なり、ボブスレー(金3)とリュージュ(金4)で金メダルを量産した。

photo メダル獲得数ランキング(出典:IOC公式Webサイト)

 メダル数4位は「カナダ」(総合11位、金4・銀8・銅14)、同5位は「米国」(総合4位、金8・銀10・銅7)だった。

 日本は6位で計18個(金3・銀6・銅9)のメダルを獲得し、平昌五輪で記録した最多メダル数(13個)を更新した。平野歩夢(スノーボード男子ハーフパイプ)、小林陵侑(スキージャンプ個人ノーマルヒル)、高木美帆(スピードスケート女子1000m)の3選手が金メダルを獲得した。

 開催国の中国は計15個(金9・銀4・銅2)のメダルを獲得し、メダル数では11位だったものの、金メダル数を優先した総合ランキングでは3位に入った。

photo 金メダル数ベースの総合ランキング(出典:IOC公式Webサイト)
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