北京五輪が2月4日に開幕することを受け、米ニールセン傘下でスポーツデータの分析などを手掛けるグレースノートが、各国の獲得メダル数の予測結果を発表した。メダル獲得数最多は「ノルウェー」で44個(金21・銀13・銅10)だった。2位「ドイツ」は30個(金11・銀11・銅8)、3位「ROC」(ロシアオリンピック委員会)は30個(金10・銀12・銅8)とそれぞれ予測している。日本は10位で19個という予測結果になった。
1位のノルウェーは前回2018年の平昌五輪で計39個のメダルを獲得した。この記録は冬季五輪史上最多記録だったが、同社はその記録をさらに更新すると予測した。「記録更新のためにはクロスカントリースキーとバイアスロンがカギとなりそうだ」(同社)との見解を示している。
2位のドイツは平昌五輪からメダル数を1つ減らし30個と予想した一方、ROCは前回大会の17個から30個に大きく増加すると予想した。メダル数では並んだものの、金メダル数でドイツを下回ったためROCは3位となった。ROCには「過去7個のメダルを獲得しているクロスカントリースキーが最重要となるだろう」としている。
ロシアは国ぐるみでの組織的なドーピングが発覚したため、IOC(国際オリンピック委員会)は夏の東京五輪に続いて、北京五輪でも違反歴や疑惑がない選手のみ個人資格での出場を認めている。このため表記がロシアではなく、ROCとなる。
4位は「米国」(22個)、以下「カナダ」(22個)、「スイス」(21個)、「オランダ」(20個)、「スウェーデン」(19個)、「フランス」(19個)、「日本」(19個)の順だった。
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