ライブ配信事業などを手掛けるライバー(東京都港区)は2月21日、創業者の飯田祐基会長が辞任したと発表した。飯田会長に浮上していた違法賭博疑惑を受けての対応とみられる。同社は一連の疑惑について「一切の関与をしておらず、関知もしていない」と明言。会社の関与を否定した。
飯田会長を巡っては、同日までにTwitterのスクショ画像やYouTubeの動画を通じて、多額の現金を使った賭け麻雀疑惑が浮上しており、ライバー側の対応に注目が集まっていた。同社は「取締役および会長職を辞任した」と報告した上で「取引先およびクリエイターの皆さまには多大なるご心配をおかけし、申し訳ございませんでした」と謝罪。飯田会長が今後、株主として残ることもないという。
ライバーの公式発表を受け、飯田会長も同日、自身の公式Twitterアカウントを更新し「20代を捧げた株式会社ライバーの取締役会長を辞任することにした」と報告。「みなさんの前に笑顔で戻ってこれるよう、今後の人生を見つめ直したいと思います。この度はお騒がせして申し訳ありませんでした」と謝罪した。
ただ、ネット上で浮上していた違法賭博疑惑については「本件に関わることの経緯などは自分からこれ以上述べることはできない。ご質問への回答は控えさせていただく」とし、明言を避けた。
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