Z世代の77％が「日本経済に不安」 労働時間が長く、賃金が低い：海外と日本のいいところ（2/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

海外と日本のいいところ

　海外の良いところを聞くと、1位は「建物や景観」（54.9％）、次いで「独自の文化や芸術など」（41.2％）、「エンターテインメント性の高さ」（40.5％）となった。一方、「海外の悪いところ」の1位は「治安」（51.5％）、次いで「衛生面」（41.7％）、「商品やサービスの質」（14.9％）だった。

海外の良いところ／悪いところ（出典：プレスリリース、以下同）

　日本の良いところを尋ねると、1位は「治安」（80.5％）、2位は「食べ物」（78.5％）、3位は「衛生面」（69.0％）だった。一方、日本の悪いところの1位は「経済力・経済政策」（34.4％）、2位は「教育の制度やシステム」（27.1％）、3位は「環境・社会課題への意識」（24.4％）となった。

　グループインタビューでは「日本の良いところは安心で安全でごはんがおいしいところ」「安全できれいで暮らしやすい。人もすごく優しい」「安全でポテンシャルがあるし、良いものをつくっているので、もっと発信すればいいのに。もったいないと思う」といった意見が寄せられた。

日本の良いところ／悪いところ

　インターネットを使った調査で、一都三県に居住する15〜24歳の男女410人が回答した。調査時期は３月。