2015年7月27日以前の記事
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ワタミがホワイト企業大賞の特別賞を受賞 表彰式には渡邉美樹会長が笑顔で登場ブラック企業、今は昔

ワタミの「三代目鳥メロ」がホワイト企業大賞の特別賞を受賞した。「働く一人ひとりのチャレンジ精神賞」という賞で、「創業当初からのビジョナリーな哲学を守りつつも、現場の一人一人が新しい組織になっていこうとチャレンジしている」点が受賞理由。同社は近年、労働環境改善に注力している。表彰式には渡邉美樹会長が笑顔で登壇した。

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 ワタミは1月19日、運営する居酒屋チェーン「三代目鳥メロ」が第6回「ホワイト企業大賞」の特別賞を受賞したと発表した。


第6回ホワイト企業大賞が発表(出所:ホワイト企業大賞公式Webサイト)

大賞を受賞した企業(出所:ホワイト企業大賞公式Webサイト)

 ホワイト企業大賞は、2014年に発足したホワイト企業大賞企画委員会が主催。ホワイト企業を「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業」と定義し、年1回の表彰を行っている。大賞以外にも、企画委員会による検討、訪問、インタビューなどを通じて各企業の特徴に合わせた賞も設けている。

 今回、三代目鳥メロが受賞したのは「働く一人ひとりのチャレンジ精神賞」。「創業当初からのビジョナリーな哲学を守りつつも、現場の一人一人が新しい組織になっていこうとチャレンジしている」点が受賞理由だという。表彰式にはワタミの渡邉美樹会長が笑顔で登壇した。

 ワタミは「労働環境の改善」を最優先事項の1つに位置付け、さまざまな改革を行っている。14年には「コンプライアンス委員会」「業務改善委員会」を設置し、外部有識者とともに内部のモニタリングを実施。店舗数の削減や、従業員へのメンタルサポートの充実などを図ってきた。

【参考】ワタミの「ホワイト企業化宣言」は本当なのか? データから徹底検証する

 同社は「今回このような受賞で、外部評価をいただけましたが、今後も改革・改善を継続し、引き続き、働きやすい環境を整備し、ホワイト企業大賞の定義にあります、『社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業』を目指して参ります」とコメントしている。


笑顔で登壇したワタミの渡邉美樹会長(一番右、出所:ワタミのプレスリリース)

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