三井物産、P2Pアプリのエミュレートも可能な負荷生成装置「diversifEye 4200」を発売

三井物産は、アイルランドのShenick Network Systemsが開発したトラフィックジェネレータの新製品、「diversifEye 4200」の販売を開始する。

» 2004年06月10日 21時45分 公開
[ITmedia]

 三井物産は6月10日より、アプリケーションレベルでネットワーク品質のテストが可能なIP QoSテスター「diversifEye 4200」の販売を開始する。

 diversifEyeは、三井物産と販売代理店契約を結んでいるアイルランドのShenick Network Systemsが開発したトラフィックジェネレータだ。従来のトラフィックジェネレータが、レイヤ2/3レベルでの確認にとどまっていたのに対し、diversifEyeはHTTPやSMTP/POP3といった各種アプリケーションを完全にエミュレートできる点が特徴だ。これにより、いっそう現実の環境に近いトラフィックによるテスト、検証が可能になる。

 新製品のdiversifEye 4200では、新たにストリーミングに利用される「RTSP」をサポートしたほか、ピアツーピアアプリケーションのエミュレーションが可能になった。また、日本市場での利用を想定してきょう体の省スペース化を図り、従来機種の4分の1にまで小型化している。

 diversifEye 4200の価格はオープンプライス。既に5月末より出荷が開始されている。

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