Sun、Opteronワークステーションをタダでおまけするプロモーション

Sunが間もなく発表するMetropolisプログラムでは、開発ツールをサブスクリプション購入した顧客にOpteronワークステーションを無料で提供する。(IDG)

» 2004年06月24日 18時34分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Sun Microsystemsは、初めてAMDのOpteronプロセッサを搭載したワークステーションを開発、来週、Java開発者に同社の「Java Studio Enterprise」ソフトの採用を促すプロモーションプログラムの一環として販売開始する予定だ。

 このプログラム「Metropolis」は6月29日、SunのJavaOneカンファレンスで発表されると同社の広報担当者は話している。

 「このプロモーションでは、開発者が当社の開発ツールのサブスクリプションを申し込めば、当社のワークステーションを1台、実質的に無料で付ける」とSunのネットワークシステム部門執行副社長ジョン・フォウラー氏は語る。

 Java Studio Enterpriseの3年間のサブスクリプション購入を申し込んだ開発者には、Sun初のOpteron搭載ワークステーション「w1100z」のシングルプロセッサ版が提供される。w1100zはシングルプロセッサ構成とデュアルプロセッサ構成が提供され、8Gバイトのメモリに対応するとフォウラー氏。

 同製品はサードパーティ(社名は明かされていない)が製造に当たり、Sun顧客への一般販売は7月に始める予定という。

 Metropolisプログラムは、既存の「Java Enterprise Developer Promotion」と似たものになるだろう。Java Enterprise Developer Promotionでは、Java Studio Enterpriseの3年間のサブスクリプション購入を申し込んだ開発者に「Sun Fire v20z」を提供している。

 Enterprise Developer Promotionプログラムの利用料は年間1499ドル。Metropolisプログラムの料金は不明。

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