NECソフト、社外持ち出しPC向け情報漏えい対策ソフトの新版を発表

NECソフトは、クライアントPCからの情報漏えい対策ソフト「pointsec」の最新版を9月上旬から販売する。

» 2004年07月05日 18時55分 公開
[ITmedia]

 NECソフトは7月5日、クライアントPCからの情報漏えい対策ソフト「pointsec」の最新版を9月上旬から販売すると発表した。

 pointsecは、PCのHDDを暗号化して置き忘れや盗難などによりPCから情報が流出することを防ぐソフト。Windows起動時のブートロック認証とディスク自動暗号化機能により、第三者のPC使用を防げる。

 最新版では、外部メディアの自動暗号化機能と、指定したフォルダ内すべてのデータを暗号化するローカルフォルダ自動暗号化機能を追加した。外部メディアの暗号化機能は、USBメモリなど外部メディア単位でメディア全体を暗号化。ファイルをメディアに格納すると同時に自動で暗号化を行う。ローカルフォルダ自動暗号化機能は、ファイルサーバなどで活用すれば、共有フォルダ内のデータを保護することが可能だ。

 両機能は個別のアプリケーションとして使用することもできるとしているが、従来のPC暗号化と連携して、ユーザーが意識することなく動作させられるという。

 価格は20ライセンスで19万8000円(税抜き)から。対応OSはWindows 2000/XP。対応する外部メディアは、USB/USB2/PCCARD/Firewire接続のメモリカードおよびフロッピーディスクとなっている。NECソフトでは、製品販売・SI・保守を含めて約10億円の売上を見込む。

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