ジュピターテクノロジーは、米Latis Networks社の侵入検知・防御ソフトウェアの最新版「Border Guard v4.3」の販売を開始した。
ジュピターテクノロジーは7月21日、米Latis Networks社の侵入検知・防御ソフトウェアの最新版「Border Guard v4.3」の販売を開始した。
同製品は、オープンソースソフトの「Snort v2.1.0」をベースにした侵入検知・防御ソフトで、Snortで作成した独自ルールをインポートすることが可能。攻撃シグネチャは1時間ごとにプルーダウンロード方式でLatis Networksから自動更新される。
誤検知を減らすために、(1)ネットワーク上のOSやアプリケーションリストで検知した攻撃の影響を評価するQuick Tune機能、(2)ビジネスロジックで検知した攻撃の影響を評価するインテリジェント攻撃プロファイリング、(3)脆弱性スキャナーでデバイスをスキャンして開いているポートや脆弱性をデータベース化して、影響を評価するオートディスカバリー機能――を搭載している。
検知した攻撃は、導入済みのファイアウォールと連携させたり、Border Guardが内蔵するファイアウォールで攻撃トラフィックを遮断できる。また、スケジュールで、動作レポートを作成して自動配信する機能も持つ。
ネットワーク帯域外設置やインライン設置、無線アプセスポイントへのインライン設置の3種類の動作モードに対応している。
価格は、中小企業向けライセンスのBorder Guard SMBが初年度75万円、大企業向けライセンスのBorder Guard Enterpriseが初年度188万円となっている。
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