MS、Mydoomなどに対応のウイルス駆除ツール提供

米MicrosoftがリリースしたツールはMydoom.A/B/E/F/G/J/L/OとZindos.A、Doomjuice.A/Bの各ウイルスに対応。感染していないかどうかを自動的に調べ、感染が見つかれば駆除する。

» 2004年08月03日 09時03分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは、亜種が大量発生してさまざまな被害を引き起こしたMydoomなど3種のウイルスを駆除するツールをリリースした。

 同ツールはMydoom.A/B/E/F/G/J/L/OとZindos.A、Doomjuice.A/Bの各ウイルスに対応。エンドユーザーのシステムで実行すると、これらのウイルスに感染していないかどうかを自動的に調べ、感染が見つかれば駆除する。ただし、上記以外のウイルスや、新しい亜種が出現した場合には対応できない。

 Mydoom.Bを発見した場合には、ホストファイルのデフォルトバージョンを提供して「read-only」扱いとする。これにより、同ウイルスが遮断していたMicrosoftおよびウイルス対策ソフトメーカーのサイトにアクセスできるようになる。

 OSはWindows 2000/98/ME/XP、Windows Server 2003に対応。Microsoftのサイトから無償でダウンロード提供されている。

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