脆弱性修正、SWAT国際化などを施した「Samba 2.2.10日本語版」リリース

日本Sambaユーザ会は7月28日付けで、オープンソースのファイルサーバ「Samba 2.2.10日本語版リリース1.0」をリリースした。

» 2004年08月05日 18時27分 公開
[ITmedia]

 日本Sambaユーザ会は8月4日、オープンソースのファイルサーバソフト「Samba」日本語版2.2系の最新バージョンとなる「Samba 2.2.10日本語版リリース1.0」を、7月28日付けで正式リリースしたことを明らかにした。

 これに先立つ7月22日には、Samba 2.2.0から2.2.9までのバージョンに、設定ファイルのsmb.confに起因するバッファオーバーフローの脆弱性が存在することが明らかにされ、問題を修正したオリジナルのSamba 2.2.10がリリースされていた(7月23日の記事参照)。今回リリースされたのはその日本語版となる。

 また、管理ツールであるSWATの国際化やディレクトリ名、共有名といったリソース名に対する日本語サポート、日本語関連の不具合修正など、Samba 2.2.10日本語版独自の拡張機能が施されているうえ、O'Reillyから発行されている「Using Samba」の完全邦訳版も同梱されている。

 Samba 2.2.10日本語版リリース1.0は、同ユーザ会のWebサイトおよびミラーサイトから入手可能だ。

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