MS、NT 4.0のパッチ適用後のショートカット問題に対応

マイクロソフトは8月11日、Windows NT 4.0環境でMS04-024を適用すると、デスクトップのショートカットが機能しなくなるという不具合の情報を公開した。

» 2004年08月11日 22時51分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは8月11日、Windows NT 4.0環境で7月の月例アップデートを適用すると、デスクトップのショートカットが機能しなくなるという不具合についての情報を公開した。日本語版のほか、韓国語版、中国語版といった2バイト文字言語のバージョンで、問題が発生したという。

 この問題は、Windowsシェルの脆弱性を修正するMS04-024のパッチを、Active Desktopを無効にしているWindows NT 4.0に適用すると、デスクトップのショートカットが無効になってしまうというもの。7月14日のパッチ公開直後からNT 4.0ユーザーの間で問題となっており、マイクロソフトでは修正に当たっていた(7月15日の記事参照)。

 マイクロソフトでは、Microsoft Product Support Servicesを通じて個別に、このショートカット問題を修正するホットフィックスを提供するという。ただし、あくまで実際に問題が生じた端末にのみ適用するよう推奨している。

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