さまざまなアプリケーションのエミュレーションが可能な「diversifEye」のソフトウェアがバージョンアップし、IPv6などに対応した。
三井物産は8月27日、さまざまなアプリケーションのエミュレーションを行い、ネットワークの品質をテストする「diversifEye」の新ソフトウェアをリリースした。
diversifEyeは、アイルランドのShenick Network Systemsが開発したトラフィックジェネレータ/テスター。レイヤ2/レイヤ3のトラフィックだけでなく、HTTPやSMTP/POP3、ストリーミングやP2Pといった多様なアプリケーションについてエミュレーションできることが特徴だ。
新ソフトウェアのVer.2.0ではさらに、VoIPなど、遅延による影響が大きいアプリケーションについて「快適さ」を測定する機能が追加された。また、国内のニーズに応じてIPv6もサポートし、IPv6ネットワーク上でも同様に、各種アプリケーションをエミュレートするという。レポート機能や設定画面の改良も施された。
diversifEyeの価格はオープンプライスで、8月末より出荷が開始される。既に、国内の通信事業者やシステムインテグレータなどへの導入実績があるというが、引き続きこうした市場に向け販売していく計画だ。
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